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Google ColaboratoryでPythonとRを連携する(コード配布あり)

前回ローカル環境でpyperを使ってPythonとRを連携する方法について解説をしました。

今回は、rpy2というライブラリーを使って、かつ、Google Colaboratoryによる連携方法について解説していきます。

はじめに&なぜ必要なのか?

Google Colaboratoryを使うと無料で高品質なプログラミング環境を使用することができます。ただ、これは基本的にはPython環境を前提に実施していくものになるので、Rを使いたいときにどうすればいいのか?PythonとRを連携したいときにどうすればいいのかという部分について悩みを抱えている方も少なくないかと思います。例えば、私が注目して研究を進めているマーケティングサイエンスの分野におけるマーケティングミックスモデルモデリング(MMM)のライブラリーの中でRobynというPKGは、2023年5月14日時点でR言語によるものしかないため、そのような場合で、Rで実行した結果をPythonに渡したいときに、今回のようなケースが当てはまります。

本題とはずれますが、MMMについてはスクールを運営しているので、以下をご参照ください。

Pythonだけで実施するようなMMMのライブラリーもあります。Google社から非公式ではあるものの出ているLightweightMMMがそれにあたりますが、投資金額のシミュレーションを実施する際に、RobynにはあってLightweightMMMにはない最適化手法があるので、個人的にはRobynをお勧めしています。ただし、LightweightMMMを活用するメリットももちろんあるので、両者を比較しつつ、実行することが本来はおすすめです。上記のスクールで詳細に解説しているので、ぜひともご受講ください。

コード解説

今回、ご紹介していく方法は2つです。もう一つColaboratoryでRを扱う方法もあるのですが、それは今回は省略します。


それでは以下でコードを確認ください

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