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あー夏休み2日目 - ピアノ工場見学

 娘が音楽教室のグループレッスンに通い始め、個人のピアノレッスンもやり始め、今年は我が家にアップライトピアノが来た

 僕も、ピアノをちょこっとだけ弾けるのもあり、いつか工場見学に行きたいなと思っていたのが、この夏休みに実現できた


 敷地が鍵盤模様

 エラく個性的なピアノが……と思ったら何と!小室哲哉ピアノ

 91~92年、TMNのEXPOツアーで実際に使われたものらしい

 実に柔らかく、温かみのある音色と感じました 1曲くらい、小室さんの曲を覚えてればよかった!

 今、創作中の曲があって、サビ前に転調したいのにうまく繋がらなくて作業が止まってたんだけど、これで弾いてみたらあっさり繋がった

 モノづくり経験者の方なら実感あると思うけど、道具の質の良さがアイディアを呼んでくることってよくあるよね

 この曲は絶対に完成させて、良い形で世間にご披露したい そしてこのエピソードをミュージシャン気取りで遠い目しながら語りたい

 さて約90分にわたる、グランドピアノの製造過程の工場見学は、非常に興味深かった

 ずっと歩いているし、話も難しいので、小1と年中の子どもたちには大変だったけど、それでも娘は毎日触っている楽器だから、楽しそうだった

 社会人として、しかも管理系部門の人間としては、どうしても「工場の管理体制、リスクマネジメント」の手法に目がいってしまって、「楽器製造」というファンタジー的要素に100%目を向けられないのが悲しいが、それでもとても面白かった

 最後に、同じグランドピアノが3台並べられた部屋に通された 一定のクラス以上のグランドピアノを購入するお客様に、お求めのピアノを3台弾き比べ、気に入ったものをお買い上げいただくというサービスを有料でやっているそうだ

 「同じ型のピアノですから、全く同じものを完成させるというのが『工場』です。しかし、木などの自然の材料をたくさん使用し、8,000個ほどの部品を使っているため、どうしても微妙な個体差が出てしまいます。それがピアノ製造の難しさですし、またピアノという楽器の魅力だと思います」

 というガイドさんの言葉が非常に印象に残った

 で、その部屋で実際に弾き比べてみましょうか、誰か弾きたい方はいらっしゃいますか……?というガイドさんの問いに、

 20人くらいいる誰よりも早く、元気よくまっすぐに手を挙げたのは僕の娘だった というかその最初の呼びかけに反応したのは娘だけだった

 まだ小1で、毎日教室通うみたいな習い方じゃないから、難しいことはできない でもそれは周りの人からみたら、の話で

 自分は自分で、毎日ピアノを練習している 自分なりに上達している

 だから、自信がある だから躊躇なく、はいやります!って言える グループレッスン中も、いつもそう

 そのチャレンジ精神、我が子ながら尊敬する

 3つのピアノでドミソって弾いて、「3つともちょっと音が違うと思った、1つ目の音が好き」とちゃんと自分の意見も言えた 完ぺきだ

 こんな素敵な記念品もいただいた


 子どもの成長を実感した そしてやっぱり音楽って素晴らしいな、それを具現化する楽器って素敵だな、美しいなって思った

 とっても充実した1泊2日の旅行でした!!!

 

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