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俺が全ポケモンの名前を言い終えるまでにマッチングアプリで何組のカップルが生まれるのか検証するぞ!

みんなは全ポケモン(1025種類)の名前を言えるかな?

子どもの頃は言えたのに、大人になって恋人ができたり結婚したりと、人生を進めていく中でポケモンから離れてしまう人も多いと思う。

それなのに俺は子どもの頃のまま、ポケモンに夢中だ。

気づいたらこんなにも差がついてしまっていて…

取り残されているような気持ちになるよな…

そう、取り残されているんだ。

全ポケモンの名前を言えない貴様らが🫵 

貴様らが人生を進めるのにうつつを抜かしている間にも、最新のポケモンまですべて覚えている人だっているんだよ。

それに、人生を進めると言っても、特に難しいことはしていないだろ?

あるマッチングアプリでは毎月10,000人のカップルが誕生しているそうだ。

つまり、それだけeasyってことだよな笑。

1ヶ月で全ポケモンの名前を言える人が10,000人も誕生していると思うか?

ないよな?

つまり全ポケモンの名前を言える方が価値があ… 

…もう、やめにしよう。

取り残されているのは俺の方だ。

俺がポケモンにうつつを抜かしている間にも、人生を進めている人たちがいる。

そんなことはわかっていても、他人の人生の進捗が数値として見られるわけでもないし、実感は湧かない。

だから危機感もないし、行動も起こせない。

どうにかして危機感を持つ方法はないのか….

アルセウス「あるセウス」


宇宙の創造者であるアルセウスさんが言うなら間違いない。

その方法とは…

「全ポケモンの名前を言い終えるまでに、何組のカップルが生まれるのか具体的な数値を検証する」

これしかない。

具体的な数値を見せつけられたらさすがの俺も人生における全ポケモンの名前を言えることの無意味さを痛感し、人生を進めるべきであると危機感を持つだろう。

というわけで、こんなプログラムを作ってみた。

・図鑑番号順にポケモンの画像が表示される
・画像のポケモンの名前を入力し、合っていたら次のポケモンに進む
・間違っていたら再入力

①経過時間
②カップル誕生数(10,000人/1ヶ月=0.00385802人/1秒)
③マッチング数(5組/1秒)
④ポケモンの画像
⑤図鑑番号
⑥名前入力欄

普段から仕事で嫌々プログラミングをやっているためプライベートでまでやりたくないが、俺がポケモンを言えるだけではなく仕事もできるということを証明したいからな。

ポケモンの画像はポケモンずかんのサイトをスクレイピングして取得した。

ポケモンの画像を保存するにあたって、画像のURLを取得する必要があったのだが…

URLを取得する際に本来必要なhttpsの後の「:」が消えてしまった。

原因はわからないけど、httpsの後に「:」を追加しちゃえばOK!!!!!(松本梨香並の声量)

無事()正しいURLになった。

仕事だったら絶対に原因を突き止めて直す必要がある。原因がわからないまま後から辻褄を合わせればいいだなんて許されるはずない。

でも仕事じゃないからね!!!!!
今の俺は会社員じゃなくてポケモンマスターだから!!!!!
いいんだよ!!!!!

早速仕事ができなさそう感が出てしまったかもしれないが、気を取り直して検証していこう。

カップルが誕生すればするほど悔しいため、少しでも早く終わらせてやろうと思う。

・カントー地方

歴が長いだけあって8:55という速そうなタイムで終えたものの、既にカップルが2人も誕生している。つまり1組ですね。すみません、紛らわしくて。
やっぱ仕事できんわ( ;  ; )

・ジョウト地方

子どもの頃に友達とHGSSをプレイしていたのを懐かしみながら100種類を6分ほどで完了。
カップルは3人に増えた。

・ホウエン地方

ルビサファが出た頃はほぼ赤ちゃんだったが、ORASの頃には既に個体値厳選を覚えていてがっつりプレイしていた。
カップルは5人に増えた。

・シンオウ地方+ビクティニ

ガッツリ世代で初めてプレイした作品。「ダイパリメイクなんてなかった」と言うと、自分よりも若い世代の人たちから「ダイパキッズはキッズと呼べるような年齢ではないのにまだそんなことを言っているとか」と冷笑されるので絶対に言えない。
自分はもう若い世代から笑われる側の老害になっていると痛感して本当に悲しい。

・イッシュ地方

俺はもちろんプレイしていたが、この辺りからポケモンを卒業する友達もちらほら出てきた。
BW2の頃には完全にシコリザル(マンキーの進化系)と化してしまっていたため、女性キャラの薄い本を漁りまくっていた。
特にメイは歴代のポケモンのキャラの中で一番エ……
おい、そんなんだから、お前は

・カロス地方

中学時代、XYやORASで個体値厳選や努力値振りに手を出してしまった。
真っ当な人間はポケモンを卒業している者も多く、まだプレイしている人間はもう”将来こうなるやつ”ばかりだったように思える。
この辺りから人生のギギギアルが狂い始めてしまったのかもしれない。
俺は「美しい世界のために愚かな人間を滅ぼす」というフレア団の理念に共感している。

・アローラ地方

高校時代になぜかサッカー部でUSUMが流行ったが、殿堂入りまで進めたのは2人だけでみんな途中で辞めてしまった。
俺はサッカー部と仲が良くて修学旅行の班が俺+サッカー部5人だったのだが、班行動中にアパレルショップを見つけたときに、3人は店内に入り服を見て、残りの3人は服に興味がなく店の外のベンチで休んでいた。
その残りの3人が俺とUSUMを最後までプレイした2人だった。
そして今、人生の残りの3人になっている。
やはり、あのとき既に明暗は別れていたのだ。

・ガラル+ヒスイ地方

大学時代にコロナ禍のほぼすべてを剣盾のランクマッチに費やしてしまった。
今思えば、あの時間でもっと有意義なことをしていれば、もっと人として成長できていただろうという後悔は尽きない。
ポケモン好きのカップルはよくいると思うが、ランクマッチで最終3桁の順位を取っていた俺よりも、ゲームはストーリーだけプレイしてゆるりとグッズを集めている程度の男にばかりに彼女ができるのは納得いかない(偏見)。

・パルデア地方

SVでは5Vのメタモンをたくさん捕まえて大学の先輩(女性)(かわいい)に貢いでいた。
先輩は結婚したらしい。
俺はこの世を憎むコノヨザルと化してしまった。
人生で一度だけ自分にテラスタルを切るタイミングがあったとしたら、それが今なのかもしれない。
そろそろ本気出さないとまずいのかもしれない。

…と思い出話に夢中でカップル数のことを気にしなくなっていたが、気づいたら全ポケモンの名前を言い終えていた。
それでは結果発表。

結果

全ポケモン(1025種類)の名前を言い終えるまでの時間
1時間14分7秒

カップル誕生数
17人(8.5組)

証拠は動画として残してあるので物好きな方は作業のお供にでもどうぞ。

感想

俺がポケモンの名前を言っている間にもカップルがこんなに誕生しているのか…
実際に数値で見せつけられるとさすがに焦るな….

などと思うはずもなく

冷静に考えたら自分で用意した企画で自分に危機感を持たせられるわけないんすよ。

見ての通り、ポケモンの名前を言っている間にも次々と思い出が溢れ出してきて、俺の人生はいつもポケモンと共にあったんだなと思った。

そして、俺はこれからも変わらずにポケモンを好きであり続けたいと思った。
どれだけ周りが人生を進めようとも。

同じものを好きであり続けるって素敵!

結婚してください。

してくれなかったらフレア団を結成して人類を滅ぼします。

次のフラダリは俺たちだ。

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