民主主義のルーツ「ルソー社会契約論」苫野一徳著 書評
<概要>ジャン・ジャック・ルソー著「社会契約論」を通して、高校生向けの講義録と(自由学園の)高校生との対話録などで、あっという間にルソー哲学のエッセンスが学べてしまう良書。
<コメント>■古典(哲学)を理解するためには、我々との同時代性への翻訳が大切
竹田青嗣の弟子で哲学者・教育学者、苫野一徳の高校生でもわかる、ルソー解説本。私にとって苫野一徳の著作は2冊目の通読ですが、哲学のポイントを誰にでもわかりやすく、現代の言葉や概念に言い換えて説明してくれるので、あっという間に