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朝DGs①

もう気づけば11月。2021年もあと少しで終わってしまいますね…。

そんななか、今朝、学生団体スタ場さんが開催している『朝DGs』に参加しました。

スタ場と聞くとスターバックスを想像してしまいがちになりますが、それはさておき…。

朝DGs

大学生が運営している学生団体『スタ場』が不定期的に朝の7:30〜8:30の時間帯で開催している朝DGs。

勿論、この名前はSDGsを参考にしています。

今日、学んだテーマはSDGsの17の目標のなかで14番に当たる『海の豊かさを守ろう』です。

SDGs

知っている方も多いと思いますが、知らない方もいるかと思いますので、SDGsについて触れておきます。

SDGs…
Sustainable Development Goals

2000年に採択されたMDGsが達成されなかったことを踏まえ、2015年に再び採択され、2030年までに17の目標と169のゴールを達成しようと定められた持続可能な開発目標。それがSDGs。

さて、今日学んだSDGsの14にある『海の豊かさを守ろう』に関連する海洋問題。
ここから詳しく述べていきます。

海洋プラスチック問題

世界には合計1億5000万トン以上の量が海洋に流入し、蓄積されたゴミの量として存在します。

そして、毎年800万トン、東京スカイツリーに例えると、およそ222基もの、とんでもない数が存在します。

これだけ聞くと『やばっ』ってツッコミたくなりますが、事実なんです…

一説によると、『2050年の海はプラスチックゴミで溢れかえっている。』

そんなことまで言われています。

また海洋生物の約700種類に影響が出ており、なかでもウミガメが52%、海鳥が90%以上、鯨やイルカが56%と想像を遥かに超える深刻さを齎しています。

そして、鯨の胃からはビニール袋が80袋以上見つかっているなど、生態系へのダメージは凄まじい勢いで起きてしまっています。

海洋ゴミの種類

特に深刻なのがマイクロプラスチック。
このマイクロプラスチック問題は特に深刻です。

直径5mm以下のゴミで、歯磨き粉や生活排水などに含まれています。

また、ペットボトルなどの劣化により海に流れてしまうこともあるようです。

小さいから目に見えず、粒子として海を漂い、広く分布しています。

また、マイクロプラスチックに限らず、不法投棄による水質汚染、工場からの化学物質の流出、生活排水などが原因で川から海へと流れて行ってしまうというのも事実です。

少し視点がずれますが、そもそも、水とは何かについても触れていきます。

水と聞いて、皆さんは何を想像しますか?

・化学式H2Oで表される水素と酸素の化合物?

・三相変化?

・地球や生物に必要不可欠なもの?

・地球を循環しているもの?


どれも正解ですが、水って、かなり凄いものなんですよね。

では、水は地球にとって、どれほど凄いものなのか?

そこには3つの側面から成り立っているとされています。

・生物的側面

人間の60%は水分で出来ており、植物や動物にとっても水は必要不可欠な要素です。

・物質的側面

地球表層環境の温度を平準化させるものでもある水。

・科学的側面

他の物質を溶かしたり、溶けた物質のイオン化を促進させるものでもある水。


ざっくり言えば、水は地球にも生物にもなくてはならないものだと言うことですね。

海の歴史

海の歴史といっても、かなり長い。
それはさておき、
原始地球は水素とヘリウム(He)を主成分とする大気があったとされている。真相は不明。

すなわち、元々はガスの塊でもある。

微惑星の落下等による衝突、火山活動、太陽風によって飛ばされたなど、様々な事象が起きたことにより大気が生まれました。

微惑星の衝突が減少したことによって、大気の温度が低下し、飽和水蒸気量が急激に減少。

それにより、余分な水蒸気が曇(液体)に凝結され降水を齎します。

そして、地球表面のくぼみに水が溜まり海が誕生したのです。

つまり、海洋の形成が地球大気の深化を劇的に変化させたのです。

海が出来たのは、こうした奇跡的な出来事なんですね。

宇宙視点で見ても凄い?

地球型惑星(金星、地球、火星)は同じ微惑星物質が起源だが、実は違う。

ポイントは『太陽からの距離』。

金星は主成分の98%がCO2
火星は主成分の95%がCO2

つまり、液体が存在できなかった。

まとめると、
三相変化する水は大気圏、水圏、生命圏、地圏を循環し、質量は現在まで保存されています。

地球の水循環

こうして出来た海。
その海の原料である水は実は循環していると言うのは、何となく中学の理科などで学習した人もいるかと思います。

地球の水循環は2つあるとされており、地上と海の2つが存在します。

地上の循環は、恐らく見たことある人もいると思いますが、下記の図のようになっています。

家庭から流れた水は浄水場と呼ばれる処理施設で綺麗になった後、川に流され、後に海に流れます。

そして海に流れた水は水蒸気となって山に雨として流されます。

すなわち、水は循環し続けるのです。

このように水は、世界規模でグルグルと循環もしています。

まとめると
水は地球全体にとって不可欠であり、とても貴重な資源でもある。さらに、水を存在させる原理は『循環』。

私たちに出来ること

冒頭の海洋プラスチック問題に対して私たちが出来ること。

それは何なのか、この機会に考えてみましょう。

毎年6月8日は『世界海洋デー』とされています。

2009年の国連総会で決定された世界海洋デー。1992年のリオデジャネイロで開催された地球サミットでカナダが提案したものが起源。

SDGs14番の『海の豊かさを守ろう』にも示されているように、『海洋における保全活動を見直す日』。

毎年、世界海洋デーではテーマに沿った活動がされている。

2018年
→『私たちの海を綺麗に』

2019年
→『ジェンダーと海』

2020年
→『持続可能な海を目指すイノベーション』

そして今年2021年は
『海洋:生命と生活』。

こう見ると、凄く良い取り組みですね!


私たちに出来る取り組み、
私たちに出来ることってなんだろう?

それは沢山あります!
例えば、

・ゴミはゴミ箱に分別する
・ゴミを出さないようにする
・清掃イベントに参加してみる
・情報発信して誰かに伝える
・クリーン作戦などでゴミ拾いする

こういった小さな取り組みが微力ながらも地球を守ることに繋がります!
是非、『ゴミをなくすこと』に努めていきましょう!!

参加した感想

海洋ゴミの深刻さは何となく知っていましたが、水が地球にあることがこんなにも稀有であるのは初めて知りました。
有難う御座いました。

今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。

長文になってしまいすみません…。

#世界海洋デー

#SDGs

#マイクロプラスチック問題

#水

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