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無理なく貯めて賢く増やす パックン式 お金の育て方 #読書感想文

有隣堂しか知らない世界にパックンが出たのがきっかけ。
投資とかお金のことを学ぼうと思って読んだ。
いや、正確には学ぶと言うよりは答え合わせというイメージが近いかもしれない。




投資の本なんて他に何百種類でも出てるだろうし。
Twitterなんかを見てみれば「今はこの銘柄が来てます」「この草コインが将来跳ねます」「フォローとRTで10万円配ります」などと、何が親切で何が詐欺か分からない情報であふれている。
(結論、全部無視した方が良いんだけどね。)

一発デカく稼ぐとかは夢見てない。
銀行の金利より増えればとりあえず良い。
最悪、損しなければヨシとしよう。

これが俺のポリシー

↑くらいの温度感で、積み立てる位の気持ちで投資ができないかを考えていたわけ。
積み立てNISAやiDecoなんかは便利だけど、でももうちょっと「投資」っぽいこともしてみたいなーというワガママもある。
そんなときに先ず出会ったのがこの本。

ものっそいフランクに書かれているのでハードルが低い。
あと、投資を始めるのは思ったほど大変では無いことも分かった。
この本が信用できるなーと思ったことは、節約の大切さをちゃんと書いていること。
1000円投資で稼ぐより、1000円節約する方が簡単。
シンプルながらこの上ない真理だと思った。
厚切りジェイソンの節約は結構極端な部分もあるが、参考にできる部分は取り入れるようにしている。

で、本の内容を踏まえ、今はVTIという米国株式市場全体に投資できる銘柄を買っている。
分散投資という考え方も踏襲できるし、初心者にはうってつけだと思う。
あと、アメリカの株式市場は成長し続ける(だろう)という考えもあり、長期的にはプラスになる可能性が高いと判断。

元々そんなに金持ちじゃ無いので、ちょっとの余剰資金でチマチマ買う程度。だが、現在結構プラスになっている。
また、VTIは3ヶ月に1度のペースでちょっとした配当金がもらえるのだが、それだけで既に銀行に預けたときにもらえる利息は遙かに超えてしまう。

かつてのリーマンショックやらコロナショックやらで大きく株価が落ち込む事はあっても、そこからちゃんと回復して成長し続けているのがアメリカ市場の強さ。
今後もできる範囲で投資を頑張っていこうと思う。



で、本題に戻るけど今回のパックンの本を買ったのは、ここまでの取り組みに対する答え合わせに近い考えに基づいている。
お金を育てる。お金にお金を生み出して貰う。
そういったベースの考え方や、節約の大切さ、分散投資の考え方、初心者に無理の無い投資のやり方などなど。

結論、厚切りジェイソンの本に書かれていた内容とほぼ一致していた。
この二人が同じようなことをやっているのであれば、ここまでの自分の取り組みも間違ってなかったんだなと安心することができる。

実際は、どっちか一冊読めば十分だと思う。内容は大体同じなので。
あと、絶対に投資をすべきだとゴリ押しているわけじゃないので安心して欲しい。
当然投資の本なので投資のメリットなどはふんだんに語られているが、リスクとリターンのバランスによって選択肢を考えましょうとちゃんと書かれている。
なので、ほぼリターンは期待できないものの銀行貯金だって選択肢の一つになるのである。

しかし、投資は始めるのが早ければ早いほど良い。
銀行貯金だけじゃちょっと不安だなー、って人は一読されるのをお勧めしたい。


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