note AIアシスタント 使い方下手クソ選手権
先日、栄えあるnote AIアシスタント(β)の利用申請が通り、機能が使えるようになった。
せっかくなのでこのAIアシスタントに、ゼルダの伝説にまつわる記事の切り口を提案してもらおうと考えた。
大雑把ではあるが、
幼少期のゼルダシリーズとの出会い
大人になって、ブレスオブザワイルドと出会った話
今年の新作が楽しみであるという話
…あたりを記事に盛り込みたいと考え、アシスタント君にinputしてみた。
待つこと1分程度、以下の出力が返ってきた。
どういうことだ…?
どうやら、自分がゼルダ開発側の人間であると解釈されているみたいだ。
上記は記事ネタの切り口と言うよりも、ゼルダ作品の販促ともいえる内容である。
ちなみに1の「ゾーンタイム」というワード、どうやら何かの作品名のように書かれているが、ググっても情報は出てこなかった。(タイムゾーンというゲームはかつて存在していたようだが、おそらくそういうことでは無いだろう。)
ChatGPTでもそうだが、たまに存在しないワードを当然のように出してくるので真偽を確かめる必要はある。
ここで少し考えた。
内容を羅列するだけでなく、「こういうことを『自分が』書きたい」というニュアンスをハッキリ伝えてやらないとアシスタント君は理解してくれないのでは無いか。
現状、書き手がいちユーザーとしての立場であることが理解できないのではないだろうかと。
そこで2回目のinput。
「書きたい」「強調したい」という結び方に変更して、自分が少なくとも開発者では無い、一人のユーザーであり、その上で本作品に触れた思い出を書きたいということがしっかり伝わるのでは無いかと。
その結果が↓
少なくとも自分がゼルダ開発者、あるいはなんらかの関係者であるという誤解は解けたようだ。
その代わり、日本語が少しギクシャクしている。
「AmazonレビューをいくつかチェックしてAha!と思ったのが、3作目に決めた理由であることを伝えたい。」
少し壊れかかっている。
それ以外にも、
「まだプレイしていない新作も出ている」←出ていない
「コンピューターを使わずソーシャルゲームプレイを楽しめる別の意見」←まさかのゲハ否定
など不自然な点がある。
ただ、あと一歩な気もしてきたのでもうちょっとだけinputを修正してみた。
もはやゼルダ記事を書くことはそっちのけで、「どうやったらコイツがちゃんとしたブログ記事の切り口を提案してくれるか」という一点に夢中になっていたことは大きな反省点である。
3回目のinput:
内容はほぼ変えてない。が、あまり崩した日本語では良くないのか?と考え、文末の書き方の統一をより徹底した。
運命の3回目、その出力は…
まさかの文字数オーバー。
しかし、完全ではないとは言え、かなり良くなった。
いささか不自然な文、「こちらが問うたことにちゃんと答えてくれてない感」はまだあるものの、相当に改善されたことが分かる。
ちゃんと自分が「ユーザー」という立場にあることも伝わっている。
ここまで来るともはや感動してしまう。AIってすごい。
…と、AIアシスタントと壮絶に殴り合ったものの、残念ながらそこから記事に起こすまでは至らなかった。
β版故の「改善の余地あり」な仕様なのか、自分の使い方が下手クソだからなのか。
後者の可能性が否定できない以上、タイトルがあんな感じになっているのもやむを得ない。
彼を責めないでください。全部私が悪いんです。
そして今になって思うのは、
300文字くらいで「こんなこと書きたい」って情報がひねり出せるのなら、もはや切り口を提案してもらわなくても良いのでは…?
という身も蓋もない意見。
違うのか?そういう意図で用意された機能では無いのか?やっぱり使い方の問題なのか?
このアシスタント君からの切り口提案、うまく使いこなせた人がいたら是非一報いただきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?