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グアムの朝刊(2020.9.11):9月18日まで在宅命令延長。追跡アプリ発表。

2020年9月11日朝刊 The GUAM Daily Post より抜粋、要約

在宅命令が9月18日正午まで延長される。グアム知事は記者会見でCOVID-19追跡アプリについても発表。また、グアム島でのコロナ関連死が21人になったことにも触れた。「1か月もたたないうちに、この新型コロナウイルスで16人を失いました。全症例の70%以上が8月と9月だけで確認され、パンデミックが始まったときよりも早く入院する人が増えています」と述べた。

グアム政府のグアム保健省と協力して、新規感染者数を減らすために役立つ無料の連絡先追跡アプリを発表した。「問題はこれです。このアプリが成功するためには、多くの人がそれを使用する必要があります」とグアム知事は言う。関係者によると、デジタル連絡先追跡アプリを100〜200回ダウンロードすることで100件の感染を防ぎ、命を救うことができるという。グアムはアプリを導入したアメリカで最初の領土になる。

使い方
グアムCOVID アラート(Guam COVID Alert)はBluetooth Low Energy(BLE)テクノロジーを使用して、感染の可能性のあるユーザーにすばやく通知するため、友人や家族への感染のリスクを軽減し感染拡大を防ぐことができます。

ステップ1
iPhone Appストア、Android Google Playストアからアプリをダウンロード。
ステップ2
通知システムにオプトインすると、通知システムがデバイスの匿名トークンを生成。この匿名トークンが10〜20分ごとに変更され、個人情報や位置情報を特定できないようにする。
ステップ3
バックグラウンドで動作し、Bluetooth Low Energy(BLE)を介してプライバシーを保護する。オプトインするとアプリを開かなくても機能します。
ステップ4
個々の携帯電話はCOVID-19の陽性事例に関連付けられている匿名トークンのリストを毎日ダウンロードし、過去14日間に検出されたリストと照合。
ステップ5
一致した場合、アプリはあなたとあなたの周りの人々を安全に保つ方法についてグアム保健省から通知、指示がある。

セキュリティー
グアム当局は個人のプライバシーが侵害されないことを確認、また位置を追跡しない。このアプリはCOVID-19の継続的な拡散を阻止するのに役立つツールの1つと見なされ感染の可能性を個人に警告する。これによりコミュニティのリスクを軽減し、タイムリーな医療または隔離対応を可能にする。

Guam COVID Alertはスマートフォーン間で送信される匿名キー(ランダムに生成された番号)を使用し人々が互いに近づいているかどうか、およびその接触が危険にさらしていたかどうかを識別する。陽性者が確認されると過去14日間に陽性反応を示した人と接触した長さや距離が通知される。感染の可能性がある人すべてに連絡するには時間がかかったり、完璧ではない場合があると想定されるが、多くの人が使用することで蔓延を防ぐことができる。

予測していた通りロックダウンが延長されました。もう1週間、様子をみようという感じですね。しかし、昨日も88人の新規陽性者が確認され、減少に転じる気配がありません。毎日、おとなしく家に居て庭掃除に精を出しています。唯一の楽しみは閉店セールで大量買いしたミナゴフビールを日が暮れたら感慨深く味わいながらいただく日々が続いています。
外出規制の延長と共に発表された接触アプリのリリースは嬉しいニュースです。何か始めるといつもトラブルが起こるのがグアムの常ですので、このアプリも今後いろいろな不具合がありそうですが、懲りずに信頼して早速ダウンロードしてみました。ただ、陽性者とどれぐらいの距離でどれぐらいの時間接触していたら通知が発せられるのか、その基準値は説明がありませんでした。設定ミスで多数の人に通知が送られ大混乱、なんてことにならないことを願います。



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