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グアムの朝刊(2020.9.30):緊急事態を10月30日まで延長。医療業界、COVID-19遺族への援助プログラム設立。

2020年9月30日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

グアム州知事は火曜日にグアムの健康緊急事態を延長、医療業界への支援とCOVID-19関連死の遺族を支援するための基金設立の行政命令に署名した。

行政命令:
●グアムの健康緊急事態を10月30日まで延長
●医療制度助成プログラムを確立
●COVID-19関連死の遺族支援基金を設立
●健康緊急事態が30日間延長され、終了日が9月30日から10月30日に変更。

この行政命令によりグアム経済開発庁によって管理されているヘルスケア産業向け助成金プログラムを確立。ヘルスケア企業やその他の資格のある医療提供者はCOVID-19パンデミックに関連する費用を12月31日までに申請でき、資金が使い果たされるとプログラムは終了する可能性がある。

COVID-19関連死の遺族支援基金プログラムは、COVID-19関連の原因で亡くなった人々の遺族に10,000ドルの一時金を提供。このプログラムはグアムが公衆衛生上の緊急事態にある限り、または資金が使い果たされるまで有効。

この2つのプログラムに支払う金額は、CARES法の一環として連邦政府から受け取った1億1,800万ドルから支出される。

みなさんの声をお寄せください
「健康緊急事態(health emergency)とパンデミック指標PCOR(Pancamic Condition of Readiness)はどうちがうの?」と友人から聞かれたことがあります。私の理解では緊急事態という大枠の中にパンデミック指標PCOR1から4が段階的に組み込まれているという感じ。緊急事態の枠組みが無いとパンデミック指標PCORの継続ができない仕組みなんだと思います。だから明日木曜を前に健康緊急事態を延長したのでしょう。以前は政情不安の国や地域に出されることしか覚えがないですが、今回はCOVID-19ということで健康緊急事態になっています。
日本の外務省が出す渡航勧告レベルはそれぞれの地域が発令する緊急事態が前提になるのではと思います。現在外務省は13か国に対して感染症危険情報をレベル3(渡航は止めてください。<渡航中止勧告>)を発出しています。つまり日本人の人気の渡航先は現在ほぼ渡航中止勧告対象になっています。
外務省 感染症危険レベル
レベル1:十分注意してください。
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
グアムが目指すのはCOVID-19をコントロールできる体制を整え、緊急事態を解除し、外務省の危険レベルを米国と引き離してグアムをレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)に引き下げるということでしょう。旅行会社にしても外務省の渡航勧告レベルがツアー販売再開のひとつの目安になることは間違いありません。
この数日間、著名人の自殺のニュースを受けて、経済的な支援だけでなくメンタル面でのサポートの重要性について触れてきました。私自身、この半年を振り返るとブログを書くことが精神的な安定やストレス発散に結びついていたのではと感じます。「身近な出来事」「最近思うこと」「子育ての悩み」「不安に感じること」「現状に関する自分の意見」など、Eメールguamloversbyohasu@gmail.comまでお送りいただければグアムラバーズのスタッフと共有させていただいたり、テーマによってはペンネームを添えてグアムラバーズのブログで紹介させていただきます。暇で仕方がない方、閉塞感を感じている方など、どしどしお寄せください。


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