グアムの朝刊(2020.9.14):10歳の少年が新型コロナウィルス関連死
2020年9月14日朝刊 The GUAM Daily Post より抜粋、要約
共同情報センターによると基礎疾患を持つ10歳の少年が土曜日の夜にUS海軍病院グアムで新型コロナウィルス(COVID-19)関連で死亡した。グアムで最年少のCOVID-19関連の犠牲者となる。彼は9月3日にPCR検査で陽性反応を示し自宅で隔離され、いつ入院したかは不明である。基礎疾患に関する情報は不明、少年の死はグアムで26番目のCOVID関連死になる。
「グアム知事としてCOVID-19の犠牲者が出るたびに発表をしました。10歳の少年が亡くなったころは非常時残念です 。彼の死去により社会の中で最も罪のない子供達さえもCOVID-19から免れないという現実を知ることを余儀なくされました。私たちの誰もがこのウイルスに免疫がないので、私たちはできることはすべて実行する必要があり、悲しみの日が再び訪れないようにしてください」とグアム知事は述べた。
「すべての親が聞きたくないニュースです。子供を失うほど深い悲しみはありません。彼の家族、友人、そして彼を愛するすべての人に深い哀悼の意を送ります」とグアム副知事はメッセージを送った。
今回の事例の以前、グアムでのCOVID関連で亡くなった最年少者は2歳の男の子と3歳の女の子の母親である31歳のジャスミンさん。彼女はアサンマイナ村長の娘で1週間前にCOVID-19関連の17番目の犠牲者となった。
連日のようにコロナ関連死の報告が続いています。26人の犠牲者は新型コロナさえなければ亡くなることなく、楽しい人生が今日も明日も続いていたと思うと心が痛みます。未来ある子供、子育て世代の若いお母さん、残された遺族の人生にも大きな影響を与えると思うと気の毒でなりません。
先日には1社の土木作業員に50人以上の陽性者が出たとか。このニュース以外は連日50人以上の新規陽性者が確認されても、感染傾向やクラスターに関するニュースはありません。グアム特有の感染拡大傾向があるのか、ロックダウン下にあってどのような濃厚接触者が浮かび上がっているのか、島民の行動にもっと具体的な事例を上げて、警鐘を鳴らしてもいい時期なのでは?
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