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グアムの朝刊(2020.6.15):チャック E. チーズの未来に暗雲

2020年6月15日朝刊 The Guam Daily Post より抜粋、要約

グアムプレミアアウトレット(GPO)の映画館に隣接するチャックE.チーズの将来が不透明だ。子供たちに人気のゲームとレストランを融合したチャック E. チーズ(CHUCK E CHEESE'S)は、パンデミックがグアムを襲った3月に一時的に休業した。GPOの一部の小売業者は、ここ数週間で再開しているが、チャック E. チーズは閉鎖したままだ。

グアム政府はパンデミック状態での再開ルールにより、6フィートのソーシャルディスタンスを求めており、チャックE.チーズはオペレーションの方法を模索している。

テキサスを拠点とするチャックE.チーズは、アメリカ47州に610の店舗がある。ウォールストリートジャーナルは6月12日(金曜日)に、4月にチャックE.チーズが融資の借り換え、破産またはリストラを検討していると伝えた。

GPOでは先日Forever 21が閉鎖された。Forever 21はパンデミック前にアメリカ本土で閉鎖したが、グアム店は日本と韓国からの観光客からの需要が見込めるため営業を継続していたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で観光業がストップ、2か月以上閉店する事態となった。今後の見込みが緩やかな経済再開を余儀なくされることから経営の継続を断念した。

消費傾向やトレンドの変化はどの時代も同じ、消費者は常に新しい業態やスタイルの虜になって流行が生まれ、消費者は足繁く通う。そしてまた新しいトレンドへと移っていく。それが時代の流れで企業家は新たなブームの火付け役になるために知恵を絞ります。
現在倒産や閉店に追い込まれている企業はおおむね、ブームのピークをすぎた感はあるものの、新型コロナウィルス感染拡大がビジネススタイルの方向転換やリカバリーのチャンスを掴むことなく幕引き時期を早めてしまう結果になっているのかもしれません。
次なるヒットやブームを起こすことがビジネスの醍醐味でもあるのですが、今は技術の進歩や消費動向を背景にしたニュービジネスではなく、業界の垣根を超えた新たなブームメントも同時に起こしていくような予感がします。withコロナはビジネスシーンは大変革の時代になるかも。消費者のニーズや価値観が急激に変わる中で、人々の心を鷲掴みにするような新業態が加速的に生まれてくるのもこんな時代になのでしょう。


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