2020年8月 台湾音楽ニュース30件+αまとめ(インディーズ・C-POP・メディア情報等)
こんにちは、タピオカミルクレコード管理人の中村めぐみ(冬眠中)です。8月に台湾ミュージック界隈から届いたニュースを自分用メモも兼ねてお伝えします。
当記事の企画は試験段階です。「あれがない!これがない!この要素が欲しい!」などフィードバックがございましたらぜひ、中村のTwitterまでお知らせください。
8月1日
インディーズバンドP!SCO、ミニアルバム「Alley260」より先行公開曲、『小さな世界 feat. 解婕翎 シェジェリン』のMV解禁
解婕翎 シェジェリンは、台湾のタレント/女優/YouTuber。
【注目】8月3日
林俊傑 JJ Linと藤原ヒロシの共同作曲による新曲『無濾鏡 No Filter』のMVが公開 ※楽曲リリースは7月30日
藤原ヒロシとコラボとかアツすぎ。てかそこつながったの意外過ぎ!
草東沒有派對 No Party For Cao Dong、ロンドンのカルチャーマガジンWonderland Magazineにてインタビュー記事公開(英文)
↑大注目 ↑大注目 ↑大注目
人気男性歌手黃奕儒 Ezu、韋禮安 WeiBirdの名曲『女孩 Girl』カバー動画を公開
【注目】8月4日
先知瑪莉 Mary See the Future 「多雨的城市」の2020年バージョンを公開。ジャズアレンジに注目
シンガーソングライター王若琳 Joanna Wang、ボブ・ディラン『Isis』のカバー動画公開
それなです…
フィリピンのラジオ局JAM 88.3にて、台湾インディーズ音楽特集。ElephantGym、The Fur.など紹介。
8月5日
ディスクユニオン新宿中古館、アジアンインディ特集「台北音楽探訪」コーナー展開を開始
高雄のオルタナフォークバンド『淺堤 Shallow Levée』1st アルバム「不完整的村莊 The Village」日本国内盤発売
8月7日
大御所男性ポップ歌手、方大同が全英語詞の新曲「TWIOCAMIC (世界僅一國) 」公式ミュージックビデオを公開
諸般の事情で2020年は中止になっていた高雄の音楽フェスティバル、「大港開唱 𝐌𝐞𝐠𝐚𝐏𝐨𝐫𝐭𝐅𝐞𝐬𝐭」。2021年の開催(再開)が確定との公式発表
諸般の事情が気になる方はこちらをグーグル翻訳で!
高雄市の音楽施設、高雄流行音樂中心 KAOHSIUNG MUSIC CENTERが技術職、企画職などスタッフを10名採用することを発表
8月9日
【PR】4月末発表「ミュージックマガジンに載らなかった台湾音楽の100枚」への台湾、中国の反応まとめを発表
自分の記事もちゃっかり宣伝です(/・ω・)/
8月12日
Gotchさん、台湾のバンドと一緒に曲を制作していることをTwitterで明かす
8月13日
體熊專科(Major in Body Bear)、最新EP 「Topic 3: 瞬間 Moment」をリリース
落日飛車 Sunset Rollercoaster 国国 Kuoのインタビュー記事公開
「自由な発想で編みこんでいくサウンド
過去と現在の間を跳躍する落日飛車 Sunset Rollercoaster」
8月14日
10月に式典が行われる台湾最大の音楽賞、Golden Melody Awardsが今年のキービジュアルを公開。創造性と多様性を象徴する「植物園」にインスパイアされたデザインとのこと。
台湾のポストロックバンド2HRS、9/12に行われる復活ライブのチケットが発売開始早々sold out。対バンは拍謝少年 Sorry Youth,人気ポッドキャスター台灣通勤第一品牌
8月15日
音楽フェスティバル、爛泥發芽 1日目開催
8月16日
音楽フェスティバル「爛泥發芽」2日目開催
【注目】8月17日
第31回金曲獎の司会者が発表。授賞式司会は魏如萱、レッドカーペットの司会は歌手の蔡旻佑)とラジオDJのマリー(瑪麗)。
8月18日
avex主催、今年はオンライン開催の音楽フェスティバルa-nationのタイムテーブル発表。C-POPシーンからもAmuyi呂薔、王霏霏、石承鎬ら出演。
【注目】8月19日
台湾ミュージックを紹介するpodcast「好玩電台」、#3が公開。
ゲストは寺尾ブッタさん。
21:00(日本時間)、八十八顆芭樂籽 (88 BALAZ)
『真正的愛情 Real Love』 MVをプレミア公開
告五人が阿爆、陳君豪とコラボした新曲『新世界』MVをリリース
8月20日
台湾のネオ・ソウルとR&BシンガーLINIONと雷擎がコラボシングル『Mountain Dude』をリリース
TAIWAN BEATS JP、Twitter、Instagramで台湾音楽散策トートバックプレゼントキャンペーンを展開。10月15日まで。
8月21日
台湾を代表するラッパー大支 Dwagie、李登輝元総統に捧げる楽曲『民主先生/Mr. Democracy』を制作、公開
テクノシンセポップユニットSYNTH GUMI 04、9月配信のNewEP『Sync Before I Vanish』のトラックリストを公開
TAIWAN BEATS、台北音楽散策CM「音楽ファン編」をリリース
台湾のクリエイティブ産業を発展を目的とした政府系組織:文化內容策進院 Taiwan Creative Content Agencyによる講座「音樂經紀學程計畫 Music Management Program」の開講を発表、参加登録受付開始
8月22日
音楽フェスティバル「超犀利趴11」1日目開催。
8月23日
音楽フェスティバル「超犀利趴11」2日目開催。
8月24日
クラウドルー、新曲『刻在我心底的名字 Your Name Engraved Herein』(映画「刻在你心底的名字」主題歌)を公開
高雄のオルタナバンド淺堤 Shallow Levéeのインタビュー記事がTAIWAN BEATSの公式サイトより公開
8月25日
八十八顆芭樂籽 88balazのニューアルバム『我的心正為你這個中年翹臀燃燒著(my heart is burning for your sexy butt!)』が各種配信サイトよりストリーミング開始、フィジカル版の国内発売も
音楽フェスティバル「2020花蓮夏戀嘉年華」1日目開催。
8月26日
音楽フェスティバル「2020花蓮夏戀嘉年華」2日目開催。
拍謝少年 Sorry Youth、New Album収録曲『踅夜市』のLive Session動画をプレミア公開
YouTube Channel「IndieFucks」にて動画公開。テーマは「#GivingAFuck about 出國表演:我出國表演,我浪費納稅人的錢?(海外ツアーの補助金を受け取ることは、税金を無駄にしているのでしょうか?)」
※補足 台湾ではインディーズバンドの海外ライブにも補助金が出たり、文化部主催で海外のショーケースライブがあったりするので、それが税金の無駄遣いなのか?という議論をしているのだと思われます。(中国語がもっとできるようになったら内容を詳しくお伝えできるのですが…!)
出演者は、
人気バンド八十八顆芭樂籽、メインボーカル兼ギタリスト:阿強
ライブハウス海邊卡夫卡の店長兼1976のメインボーカル:阿凱
iNDIEVOX創始者で回聲樂團のメインボーカル:柏蒼
標案商的主持人の阿比。
8月27日
音楽フェスティバル「2020花蓮夏戀嘉年華」3日目開催。
「台北流行音楽センター」(台北流行音楽中心/所在地:台北市南港区)の開館式が実施。式典には蔡英文総統や蘇貞昌行政院長(首相)、李永得文化部長(文化相)らが出席。
8月28日
音楽フェスティバル「2020花蓮夏戀嘉年華」4日目開催。
音楽フェスティバル「屏東獨立音樂季-唱給海聽」1日目開催。
8月29日
音楽フェスティバル「2020花蓮夏戀嘉年華」5日目開催。
音楽フェスティバル「屏東獨立音樂季-唱給海聽」2日目開催。
ゲシュタルト乙女のファーストアルバム「視力検査」収録曲『EEヨ』がJOYSOUNDでカラオケ配信開始
avexによる音楽フェス「a-nation online 2020」開催、C-POP歌手、シンガーソングライターも多数出演
(画像出典元:https://a-nation.net/)
8月31日
台湾のロック・バンド、打倒サンドイッチがデビューEPをアナログ10インチでリリース
以上になります。
今回、試験的に台湾ミュージック関連のニュースを纏めて30本お届けしました。
実はちゃんと数えると30本以上あるのですが、多い分には誤差ということで何卒!
こちらの企画、来月以降も継続するかはまだ未知数なのですが、「もしやるならこういう情報ほしい!」など、当方のTwitterまで、リプライでお気軽にご意見をお寄せいただけますと幸いです。
お読み頂きありがとうございました!
--------------
ここからはおまけとして、「実は冬眠前にこんなことがあったよー!でもそのお陰でこんな気付きがあったよー!」という個人的なエピソードをお届けします。
初見の方へ:
ここで言う冬眠とは、中村が2020年5月にTapioca Milk Recordsでお伝えした「台湾ミュージックに関連する発信を一旦お休みします」宣言のことです。
テーマは、「私は音楽ライターに向いていない、に決定打を与えた出来事」です。
内緒話要素が強いため、有料ブロックを設けます。ご興味のある方はお買い上げいただけますと幸いです!値段は300円にします(ニュースの件数:30本にちなんで…)
さて、
冬眠中に私が思っていたことは以前、冬眠からの手紙「私は音楽ライターに向いていなかった」でお伝えした通りです。
「やればやるほど音楽ライターに向いてないことを素直に認めざるを得なかった」という気持ちに決定打を与えた出来事について書きます。
今日まで誰にも言わずに来たので、ちょっと泣きそうになりながら書きました。
が、この出来事から半年くらい経って、自分の中で消化できてきたので、お伝えできましたらと!
で、本題に入る前に、前提として、頭に入れておいてもらいたいことが2つあります!
前提1つ目:私はインタビュー記事を書くのがすごく好きだった
ここから先は
¥ 300
サポートをどうもありがとうございます。大切に使わせていただき、新しい行動を起こして、また役に立つ情報をお届けしますね。