こいつ、結構派手なんです


 最近のeスポーツに見られる、ゲーミング系のパソコンの周辺機器は目を見張るものがあります。

 ゲームをやるのに向いている機器、それはつまり、レスポンスが良かったり、耐久性に優れていたり、いろんな人が使いやすいようにカスタマイズできるようになっていたりと、まあとにかく色々機能が詰め込まれているものが多いですね。


 でもそれって実は、ゲームをやらない人にとっても十分恩恵を受けられるものです。

 レスポンスの良さも耐久性も、優れているに越したことはありません。

 カスタマイズも、例えばマウスのサブボタン2つに、コピーとペーストの機能を割り当てれば、事務作業の効率が上がる、なんてこともあります。

 ごくごく普通の機器を使っていて何ら問題はないのですが、今のものより少しだけ機能の良いものを買って、気分転換がてらに周辺機器を変えてみるのもオススメですよ。


 そして、今回僕がそんな気分転換的な気持ちで購入したものがこちら。


 はい、「また」キーボードです。

 以前にも、logicoolの激安キーボードやFilcoのMajestouch、Appleのmagic keyboard2などを購入して使っていましたが、今回は面白さ7割という感覚で買ってみました。

 (面白さ7割、というわりにちょっと値段が張ったことに後悔しているのは秘密です)


 中国製の型番がSK64というメカニカルキーボードのシリーズで、ボディーの色や軸色はさまざま展開されています。

 今回僕が購入したものは、ボディが黒色のスイッチが茶軸のタイプです。


 茶軸は「キーを押した感」があり、かつ押す力はあまり必要がない、使い勝手が良く万人受けするものだそうで。

 確かに実際に使っていて、「押した感」がしっかりしているものの、指への負担は非常に少ない感じです。

 以前購入したFilcoのMajestouchは赤軸で、キーを押す力が必要だったので長時間の入力には向いていませんでした。


 長時間使っていても疲れにくい。キーボードにとって結構重要なポイントじゃないかなと思います。


 ただ、個人的に気になったのは、打鍵音。

 最近Youtubeなどでもタイピング音のASMR (音を楽しむ動画)が流行っていますが、そういったコンテンツに向けては非常に良いんじゃないかと思います。

 つまり、打鍵音が結構大きい。

 茶軸によくあるスコスコいう感じの音それ自体は結構気持ちいいのですが…。


 もしオフィスで使っていたら周りの人が結構不快に思うかもしれませんね。

 家だとしても、例えばテレビを見ている家族の近くでガンガンキーボード入力をしていたら「うるさい!」と怒られてしまうかもしれません。

 結構気になりました。


 さて、このキーボード最大の魅力と言っても良い機能が最後に残っています。

 上のAmazonのページリンクの画像にもありましたが、こいつ、光るんです。


 これも最近のゲーミング系の機器にありがちなのですが、まあとにかく光ります。


 いろんなパターンで、いろんな色で。

 もはや虹色に光ることは前提みたいなところがありますからね。


 先日エヴァンゲリオンの最新作の予告映像が公開されていましたが、その中でアスカとマリのプラグスーツに虹色の線が光るシーンがあり、Twitterで「確定演出」とか「ゲーミングギア」とか言われてて笑いました。


 話が逸れました。

 今回、キーボードが虹色に輝いている動画を撮影したのですが、noteには動画の直接の貼り付けはできない(?)ようなので、割愛します。

 写真を撮ろうかとも考えたのですが、ちょっと面倒になってしまって……。


 上にあるAmazonのサムネイルのように常にキーボード全体を光らせるパターンもあれば、キーを押したときにそのキーの横一列が一瞬光る、なんていうパターンもあります。

 後者のパターンだと、タイピングでガシガシ入力すると一つ一つのキーの入力に反応するので、ビカビカ光ります。

 夜中に部屋の電気を暗くしてタイピングをすると、ディスコみたいになって超派手です。

 ファンクションキーといくつかのキーの組み合わせで、光るパターンの選択をすることができます。

 ちなみに、光るのをOFFにすることも可能なのでご安心を。

 

 光っていない時は、シンプルかつコンパクトなキーボードなので、小綺麗な感じでインテリア感の強いキーボードなのですが、一度光らせるとまあまあ鬱陶しい奴に豹変します。

 今回僕はこの派手さを求めて購入したわけなんですがね。


 結果、素晴らしい気分転換になりました。

 メカニカルキーボードの別の軸(今回は茶軸)を体験することができたというのもありましたけど、虹色に輝くキーボードなんてバカみたいな物を、実際に手に入れて結構便利に使うことができたので、すごく満足です。


 Majestouchと比べてMacとも相性がいいので、このままメインで使っていくことにします。

 たまに気分転換したい時がやってきたら、部屋を暗くしてビカビカ光らせながらガンガンタイピングしたいと思います。


 皆さんも、気分転換に虹色に輝くキーボードはいかがでしょう?