スマホで仕事をしていても遊んでいるように見える

左手首が痛い。寝てる間に捻挫したらしい。あーたまにあるよね、と言ってくれるひともいるし、寝てる間になにしてんの?と不思議がってくれるひともいる。寝て起きたら足首を骨折していたことがあるので、手首の捻挫程度で驚いたりはしない。だがスマホの操作がしづらい。不便だ、スマホ大好きなのに。

このnoteを書くのもスマホだ。さあ書くぞ!とパソコンを開いてもなにも思い浮かばないが、スマホでパチパチと無意識に指を動かしているだけでこんな文章が出来上がる。スマホはすごい。もっと有益な文章が書ければ言うことはないのだが、スマホにも限界はある。

診療以外の仕事は、ほとんど全てスマホで行うことができる。電話もメールもsnsも、スマホがなければ仕事にならない。一日中仕事をしているので、一日中スマホをいじっていることになる。子どもは羨ましがるだろう。スマホでYouTubeを見たいというこどもに、「いま仕事してるからダメ」と言ったことのある親御さんは手をあげてほしい。2億人くらいいるのではなかろうか。そして、子どもの前でスマホ触りたくないなと思うのだ。教育や発達に悪影響な気がするから。

スマホをいじっているひとをみて、遊んでいるのか仕事をしているのかを判別することはできない。どちらかといえば遊んでいるようにみえる。YouTubeをみている子どもと、スマホで仕事をしている大人は違うようで同じなのだ。「パパだってスマホで遊んでるじゃないか」と言う子どもに対し、パパは仕事してるんだよと言ったところで、納得してくれる子どもは我が家にはいない。出来るだけ子どもたちの前でスマホを触らないようにしたい。つまり子どもと過ごす時間が長ければ、仕事の時間は短くなるのだ。子どもと過ごす時間に、パソコンを開いて仕事をすることもないのだから、子どもと過ごす時間が長ければ、仕事をする時間は短くなる。仕事したければ、子どもの近くにいてはいけない。

子どもと仕事をすることもある。先日、私がインタビューされる企画に付き合ってもらった。社会科見学のようなものだが、子どもが1人いるだけで場の空気が優しくなるのでありがたい。スマホを使わない仕事をする際には、ぜひ子どもを同席させたいと思う。いやそれなら、スマホを使う仕事であっても、その姿や中身を見せてやってもいいのかもしれない。スマホで仕事をしてるんだよと、noteを書く隣に息子がいてもいいのかもしれない。私は恥ずかしいし、息子はYouTubeがみたいというだろう。やめよう。

今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます。個人情報とか、守秘義務とか、法に触れない範囲で子どもが参加できる仕事をふやしたいですね。

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