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多摩川お花さん歩(いっぱいアルデンテ)


皆様こんにちは!
いままさに春本番、すっかり暖かくなりましたね。

もういっそのこと一年中、これくらいの気温でいてくれたらなぁ、、、
なんて思ってしまう、、、寒いのも暑いのも大の苦手なヘタレな私めであります(^◇^;)

さて、本日は皆様に、多摩川に「今咲いている野の花」をご紹介したいと存じます。
まったりと「春の多摩川お花さん歩」、お付き合い頂けましたら嬉しいです♪

多摩川にも新緑の季節がやってきました♫

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(ワイルドだろ〜♪)

こういう場所に、小さな野草のお花達は、今年も逞しく可憐に咲いています。

さて、トップバッターは、、、

カキドオシ(垣通し)

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今や野の花も、外来植物がほとんどと言ってもいいくらいですが、、、
こちらは日本在来種のシソ科の植物です。

そして何と、食べる事が出来る野草です。
おすすめは、若い葉っぱを天ぷらにして食べる事だそうです。
(なんでも美味しくする「天ぷら」という調理法がゴイスーですね)

葉っぱを乾燥させてハーブティーにしてもグッドだとか。
(これはぜひ試してみたいです)

約1㎝ほどの紫色の可愛らしい花は、とても面白い形です。
花弁にある濃い紫の模様が、何だか宇宙文字のように見えませんか?ふふふ

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ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)

直径が、1.5㎝ほどの黄色い可愛らしいお花です。
花も真っ赤な丸い実も、ヘビイチゴとそっくりで、正直私めには区別がつきません(汗)

藪に生えるヘビイチゴだからヤブヘビイチゴ?(いい加減な事を言うとヤブヘビなのでやめときます(汗))

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セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)

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お花の形が、「燕が飛んでる姿みたいで、葉っぱがセリにそっくりだから」、この名がつきました。

こちらはキンポウゲ科の中国原産の帰化植物です。

花の大きさは1〜1.5㎝ほどの小さなお花ですが、とても華麗な花ですね。

それもそのはず、あの華麗なデルフィニウムの遠い親戚なのです。

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この花を初めて多摩川で見つけた時は、「おおお!遂に新種を発見したかも!?」とテンション爆あがりしましたが、、、

結構ポピュラーなお花で、新宿御苑とかにも普通に生えているようです。(^◇^;)

ハマダイコン(浜大根)

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花はダイコンそっくりですね。

引っこ抜くと小さなゴボウみたいな根っこが付いてます。

ダイコンという名前が付いていますが、、、どうも根っこは食べたくない感じ、、、汗

ネットで調べましたら、花が終わった後に出来るサヤが食べられるみたいです。
(今度、食べてみようと思います)

カラシナ(芥子菜) 

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菜の花と同じアブラナ科。確かに、そっくりですね。
こちらは葉っぱが細いので区別ができます。
快活な黄色い花は、なんか元気をくれる気がします♫

これの種がカラシ(芥子)になります。(また一つ、食材ゲットだぜい♪)

オオカワヂシャ(大河萵苣)

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こちらも帰化植物です。
近縁の日本在来種のカワヂシャを強い繁殖力で駆逐したり、交雑したりするので、特定外来生物として駆除対象となっています。

そのためか、一時は多摩川にたくさん生えていましたが、最近は余りみかけなくなりました。 

チシャというくらいで、、、じつは食べる事が出来るとか。むむむ、、、

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あのオオイヌフグリの親戚でもあります。
なるほど、よーく見ると、下の画像のオオイヌフグリと花の形がよく似ていますね。

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ナヨクサフジ(弱草藤)

上向きに咲く、5〜7㎝くらいの小さな藤みたいで、『ノボリフジ』とも言います。私めの、お気に入りのマメ科のお花ちゃんです。

カラスノエンドウと同じく、ツルを伸ばして何処までも広がります。

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アケビ(木通)

とっても変わった形の花で、意外にも甘い凄く良い香りがします。
秋に熟した実は、ほんのり甘味があって結構美味しいです。

こちらは雌花。
別名を「アブドゥル頭」と言います。(嘘です!(汗))

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そして、こちらは雄花。 

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雌花と雄花

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雌花の奥に沢山付いているのが、雄花です。
一つの枝に、一輪の雌花と沢山の雄花たち、、、一妻多夫、これぞ逆ハーレム?(笑)

こちらは未熟な実(6月の中旬頃の様子)

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そして、、、お待ちかね(?)の、、、

本日のトリ!!(答えは最後にね♪)

そして本日のトリは、、、さて、何でしょう?
分かったちゃった、そこの貴方、、、本気ゴイスーです!(とぅいまてん、賞品はありまてん(汗))

こちらは雌花。
なんか赤いプロペラみたいなヘンテコな形です。
そして、、、メッチャ毛深い、、、
(今度一緒に脱毛エステ行かない?)

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そして、ブラーンと垂れ下がる長〜い雄花。
ひえー、、、なんか緑色の芋虫みたい、、、

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写真では分かりにくいですが、、、垂れ下がった雄花達の頭頂部に雌花が咲いています。

さて、、、答えは、、、

クルミの仲間のオニグルミ(鬼胡桃)です。

元々は多摩川の上流に生えていたものが、実が下流に流れ着いて育った由。

雄花はそこら中にポトポト落ちて、まるで芋虫みたいで、初めて見た時は本気ビビりました(^◇^;)

実はこんな感じ(6月中旬頃)
クルミの仲間なので、同じようにちゃんと食べられます♪

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だいぶ長々となってしまいましたので、、、本日のお散歩は、この辺までといたしましょう。

「春のマッタリ多摩川お花さん歩」、いかがでしたでしょうか?
皆様に少しでも多摩川散策の気分を味わって頂けましたら幸いです♪

まだまだ、ご紹介したいお花が一杯あります、、、それは、また次の機会に。
よろしければ、また是非、御一緒くださいませね☆

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今日も最後まで御覧下さいまして、本当に有難うございました☆

まだまだ春は続きます、皆様には良き春の日々をお楽しみくださいませ☆
いつの日も、御安全と御多幸をお祈りしております☆LOVE☆









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