Itおもしろかったな

昨日、映画のitを見にいきました。

ホラー映画でよくありがちな、音楽でビビらせて、ホッとしたと思ったらやっぱり怖い、というパターンのオンパレードでしたが、面白かったです。

というのも怖い映画というよりも、メッセージ性を感じることができたからです。

過去のトラウマは心に蓋をして忘れようとするけど、１歩踏み出すためにはしっかり向き合わなければいけない。最後にルーザーズが過去の記憶を残したままだったのも、しっかり克服できたからだと思います。

あと「ホラー映画でもフリ・オチが大事」ということがわかりました。

オチ（怖い瞬間）を効果的に出すには、それまでのフリ（怖いBGM）が大事。

いきなり「うんこ！」みたいにボケを言っても意味がわからないし、なにしろおもしろくありません。（※このボケ自体もおもしろくありません）

「うんこ」で笑いをとるには、うんこがでてきてもおかしくない流れを作り、あらかじめお客さんにうんこに対する心の準備をさせておくのです。

それだけでもいいのですが、ここであえてタイミングをはずす（一瞬ほっとさせることで）予想の裏切りを生み、より笑い（恐怖）に繋げるのです。

勉強になりました。