戦略という言葉が嫌い、Product側とMarket側の双方を問い直してPMFを目指すetc.

ビジネスで各社会問題にトライし続けている南(@minami_shiroInc)です。
本記事は、先輩方の発信内容から考えたこと・学んだことを気ままにまとめているログ。

戦略という言葉が嫌い

自分も「戦略」って言葉がどちらかというと嫌いだし、世の中で使われている戦略の粒度がバラバラすぎてあまり使いたくない言葉。

福島さんが仰っているように、いわゆる「戦略をつくる人」がそれっぽい戦略をつくって、あとは現場でよろしく!みたいな感じを出す人がいた。

すさまじく傲慢。

戦略を実行するための体制づくり、いわゆる戦術?のような一歩具体化したアプションプランもつくらんとだし、その戦略が良かったか悪かったかの評価項目やタイミングなどの設計も必要だし、戦略つくって終わりはありえない。

目標=戦略目標=共通目線を一生懸命ディスカッションして決め、脳みそをフル活用して、その目標達成のための最速手段を考え実行していくのが1番いいなとも思う。

学術的に戦略って

・戦略計画学派
・創発戦略学派
・ポジショニングビュー
・リソースベーストビュー
・ゲーム論的アプローチ

とまぁ、いろいろあるけど、愚直にチーム全体で決めた最速手段を実行して、結果を振り返り、ネクストアクションを決めていくってのが一番速い。経験則的には。

PMFを目指すならProduct側だけじゃなく、Market側の見直しも

自分自身、ついついProduct側のことばかり考えてしまう。「ターゲットのペインを解消するためのプロダクトを創ることが意義ある」と思うばかりに、今あるプロダクトでもセグメントずらすことで、ペインを解消できる可能性もある。

当然、完璧なプロダクトってないから、見直しをしつづけることは必要だけど、時にはそもそものセグメントを検討し直すって判断はたしかに必要だ。

140の失敗の理由をピッチデックにいれこんだSquare

ピッチデックに失敗の理由を記載するってのはリスクをきちんと把握していること、それに対してどのように対策していくかのプランがあることを投資家に伝えられることになり、時には好印象になることもあるのかな。

にしても、140個って…
リスク分析の解像度が高すぎる。

ピッチどうこう関係なく、構想しているプロダクトが失敗する要素を整理する→対策する優先度を決める→対策してみる→結果みて、失敗要素の洗い出し・他要素の対策プランつくる→・・・

を繰り返すことって、プロダクトが成功するかどうかを左右する大きな要因になるな。しっかりやらないとだ…

ピッチデックは奥が深い、、、そしてむずい。



社会問題×マーケティングが好き / ㍿小さな一歩(前澤ファンド出資先)で養育費の未払い問題にビジネスでトライ→㍿SHIRO創業。社会問題の発見→要因分析→ビジネス考案→実行に必要な資本整備→実行・改善のサイクルが最短で回り社会問題が解決されつづけるインフラを創る。