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石棒づくりと世界遺産の下の縄文遺跡ー下仁田町歴史館[JOMOSEUM]

ネギで有名な群馬県西部の下仁田町。縄文時代にネギは生えてないはずですが、長野と関東をつなぐルート上にあるということで、縄文の遺跡もあるようです。

下仁田町歴史館は下仁田町の通史的な展示もしていますが、メインは富岡製糸場と一体で世界遺産になった「荒船風穴」です。天然の冷蔵庫としてカイコガの卵を保存した場所らしく、それはそれで興味深いものでした。

その分、縄文の展示は少なめ。ちなみに撮影禁止だったので、写真はありません。リーフフレットの展示風景がこちら。

下仁田町歴史館リーフレットより

土器片や土偶のかけらもありますが、多いのは石器で、安中市と同様に石棒などを加工する拠点があったようです。

リーフレット「下仁田の文化財」より

ちなみに荒船風穴も縄文の遺跡の上に作られたらしく、そこから出た土器も展示されていました。縄文人も風穴に食料を貯蔵していたんでしょうかね。自然を利用する人間の知恵の歴史が垣間見える展示でした。

下仁田町歴史館HP
住所:下仁田町大字下小坂71-1
開館時間:9時~16時30分(12月から3月の月曜休館)
入館料:200円
撮影:不可
アクセス:下仁田駅から徒歩16分。

縄文の遺物が見られる博物館・郷土資料館情報はこちら



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