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様々な様式のクオリティ高い土器がズラリー朝日村歴史民俗資料館[JOMOSEUM]

朝日村は塩尻市の西にあり、民俗資料館は山麓の村の中心部に朝日美術館とともにあります。向かいは公園になっていて、縄文時代の復元住居などが建てられています。

2階が考古展示室になっていて縄文の展示はかなり充実、広い展示室にずらりと土器が並べられています。

土器はかなりいろいろなものがありますが、目についたものをいくつか。こちらは典型的な焼町とでもいうべきもの。

顔面把手というか顔つきの土器、裏側にも顔がついていました。

釣手土器は長野らしいと感じます。

松本・塩尻エリアらしい唐草文。

こちらは下伊那系と書いてありました。

他にも井戸尻式と思われるものもあったり、早期から晩期まで様々な土器がありました。時代や場所は違えどこれだけいろいろな種類の土器を作ったというのは一体どういうことなのでしょう、しかもそのどれもがクオリティが高いのがすごいです。

土偶も破片ばかりですが、10個ほどはあったでしょうか。

一言で「こういう特徴がある」とは言えない感じなところがここの魅力でしょうか。松本の周辺はそのような場所が多い気がします。昔から様々な人々が交流する場所だったのかもしれませんね。

朝日村歴史民俗資料館HP
住所:東筑摩郡朝日村古見1308
開館時間:9時~17時(月曜、冬期(12月~1月)休館)
入館料:200円
撮影:可(撮影禁止のところもあり)
アクセス:広丘駅からバス(平日のみ)、中央公民館から徒歩約2分。または塩尻駅からバス、旧原口郵便局前からデマンドタクシーを利用。

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