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【三つ巴継続中】Arsenalマッチメモ@PL第27節vsSheffield Utd(A)/24.3.5



マッチレポート

試合結果

SHU 0-6 ARS
5' ウーデゴール
13' ボーグル(og)
15' マルティネッリ(キヴィオル)
25' ハヴァーツ(マルティネッリ)
39' ライス(サカ)
58' ホワイト(ハヴァーツ)

https://www.premierleague.com

ハイライト映像

スターティングイレブン


試合トピックス

・ニューカッスル戦からスタメン変更無し&トーマス待望のベンチ復帰
・15分以内に3点を獲得
 →ノーウッドoutオズボーンinと最下位ホームチームの混乱
・ブレイズ5バックへ切り替え
 →WGへのダブルチェック不足+中央の緩さを改善
・サリバ/ガブリエルがバイタルエリアに居座る勢い、圧倒的な押し込み×リンクプレー
・前半で5得点
・HT明けサカoutヴィエイラin
・ホワイト今季初ゴールは左足の強烈ミドル
・右足を激しく痛めマルティネッリ負傷交代
・トーマス投入もロスト頻発、試合勘0


ゲーム総評

 基本的にWGが主体のサイド攻撃、ダブルチェックが間に合う前に素早くエリアへ侵入し折り返しを狙う形を徹底したアーセナル。時にはこの動きをフェイクとし追い越してきた選手への2次攻撃に繋げる事もあり、この使い分けのバランス感覚が素晴らしかった。

 特にホワイトは試合を通して、ハーフスペースやセンターラインを縦に抜ける動きを見せていた。6点目の左足ミドルもホワイトがまず抜け、次いで抜けたハヴァーツにボールが渡り、前残りしていたホワイトへ落としが入った所から生まれたゴールである。

 今季のアーセナルは出力に対する結果の最大化を目的としたフットボールを展開しており、昨季の圧倒的火力からの逃げ切りスタイルからまた一段階進化した印象がある。

 しかしシーズンも終盤に差し掛かり、昨季失速し始めたこの時期から徐々に出力を上げていく事で、チーム全体のコンディションピークを上手く持っててきているというアルテタの成長も見られる。アウェイ3戦連続5点差勝利というプレミア新記録がまさしくその証左ではないだろうか。

 優勝戦線は未だ勝ち点僅か2pt差の三つ巴が継続中である。ハヴァーツ&キヴィオルの真価発揮、盤石を極めた中盤のトライアングル、強固で広大なカバー範囲の両CB。今のアーセナルは優勝を狙うに値する能力を持った選手達が揃っている。この調子を継続し、残り10試合強を戦い抜いて欲しい。

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