インターナルコミュニケーション(Internal Communicatin)って何?

リモートワークやテレワークが盛んになってきた今日このごろ。今一度インターナルコミュニケーション(社内コミュニケーション)について脳内整理したいので、キーボードを叩いている。ちなみにキーボードの調子が悪い。

背景

職場の心理的安全性、Employee experience(EX、従業員体験) 。そういう言葉が専門職以外の人の口から頻発するようになったのは、私の周りでは2016年くらいかなと思う。インターナルコミュニケーションの重要性みたいなのを少なからず感じるようになったというか、もともとあった感覚が言語化されてってる感じかな。

しかし、実態が掴みづらいし、プロジェクトにしようにも数値化しづらいので、どう取り組んだらいいのか分からないし、ゴール状態は組織によるので、なかなかググってもいい感じの答えに出会わない。そもそも定義が広いというか曖昧。

今回はインターナルコミュニケーションを体系的にさらっと考えようと思う。これから組織で取り組もうとする方のヒントになると嬉しい。施策案は書かないが、アイデアの種にはなるとは思う。(あくまで私の頭の中の話なので、鵜呑みにはしないでください。)

ざっくり分けると、2つの意味合いと4つのアプローチがある

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組織⇔従業員
組織のミッション、ビジョン、バリュー、方針、スローガンを従業員に浸透させたり、コーポレート部門からのお知らせを適切に届ける。逆に従業員の悩みや困っていることなどのペインや要望をコーポレート部門や、経営レイヤー側が汲み取ったりするアプローチ。つまり、組織⇔従業員には、トップダウンとボトムアップのアプローチ方法がある。

従業員⇔従業員
こちらは組織全体視点ではなく、実際に仕事を共にするメンバー同士や、普段業務では関わりのない人同士を交流させるのが意図。心理的安全性の課題や、「人間関係のこじれ」はチーム内のコミュニケーションが足りてないことが多い気がする。
チームや部署を超えた交流は、会社の部活動や飲み会など、就労時間以外で賄われているケースも多いんじゃないかと思う。社内でノウハウシェアなどに力を入れる場合もある。

なぜインターナルコミュニケーションに取り組むのか?

組織を団結させる
従業員がワクワクするようなビジョン、取り組む事業の社会的意義、などなど。これらは人を団結させる上で重要。結局人間は頭ではなく心で動くので、伝えたことがいかに腹落ちしているかみたいなところがポイント。

仕事をしやすくする
人間関係が円滑だと、頼み事や質問もしやすい。業務スピードも上がるし、よりスピードが上がった分、質を上げる時間も増える。

傾聴を促し、発言を増やす
誰かが発言したことなどに対して、きちんと「傾聴」することで、発言したメンバーが「自分の意見をきちんと聞いてもらっている」と認識する。「言っても意味がないor聞いてもらえない」という雰囲気では、心理的安全性は担保されない。

何から取り組むのか?

実際に施策を考えていく上で、上記の図の中で、どのあたりが組織の中で弱いのか、または注力したいのか考えてみる。
これは組織の大きさ、フェーズ、組織構造によっても変わってくるところ。

適切なコミュニケーション設計

届けなければいけないコト、見ると役に立つコト、業務外のコト、ストック型、フロー型…。など、コミュニケーション内容が、どのような性質なのか、どのような性質を持たせたいのか?で、コミュニケーションする場所やタイミング、誰から発信するのかを考慮する。

最後に

いかがだったでしょうか。
インターナルコミュニケーションって何?と思った人がググって、
この記事をみつけてヒントになれたら嬉しい。

それでは。

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