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#9 レーのホテルで一休み

リゾンゴンパの後、リキルゴンパへ行きました。リキルゴンパは見どころたくさんで、遠足のような子供たちとも触れ合えて楽しかったです。

リキルゴンパ

新しく大きく派手な感じがする像ですが、とっても厳かで、素晴らしい仏像でした。
全てを見通す目と慈愛に溢れています。

仏像のお顔は、その地域に住んでいる民族の容姿が原型になっているそうです。
同じ仏像でも、日本、タイ、チベット、そしてそれぞれ仏像が作られた時代でも違っていて面白いです。

チベットのマントラの旗

ここでもマントラの旗を見ました。
外は快晴で雲も美しく、気持ちの良い時間を過ごせました。


次にバスゴゴンパに行きました。

バスゴゴンパ

バスゴゴンパは遺跡のようなゴンパでした。ジブリ作品に出てくるお城のようです。

ゴマインのポーズ

今回、お釈迦様の降魔印〈ゴマイン)のポーズを知りました。
天と地を繋ぐポーズだそうで、左手は手のひらを上に向けて胸の辺りに置き、右手は下の地面に向けて、心の中に浮かんだ事を右手から地に流します。欲望を下ろすポーズだそうです。

瞑想中に色々な事が頭をよぎる時、このポーズが心を静かにしてくれるように思います。

バスゴゴンパは、渇いた砂が舞っていて、アレルギーなのか少しずつ咳が出るようになりました。

満月とモスク

レーでの宿泊地ドゥルックラダックに到着後、ホテルの庭でゆったりとみんなで瞑想しました。

ちょうど満月の日で、頭頂から太陽のエネルギーを取り込み、身体の中の月のエネルギーと合体させて陰陽を作り、静かに自分と繋がる瞑想でした。
太陽と月で陰陽合体なんて、力強いイメージですが、ふんわりと優しい気持ちになって心地よかったです。

こちらのホテルの標高は約3550メートルで、温かいお湯がふんだんに出て、部屋にはヒーターもあり、とっても快適でした。

離れがたいですが、明日は今回の旅のメインの一つパンゴン湖へ向けて出発です。

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