#14 タクトクゴンパで愛を学ぶ
午後はタクトクゴンパに行きました。
こちらはニンマ派のお寺です。
ちなみにダライ・ラマはゲルク派です。
チベット仏教の開祖、グル・リンポチェが瞑想したとされる洞窟で、私たちも瞑想しました。
瞑想は、パドマサンバヴァ(グルリンポチェ)のマントラをしばらく唱えるところから始まりました。
誘導で、第8チャクラから、どんどんと自分の体を離れます。
高い位置からとても小さくなった自分を見た時、本当に小さくて愛おしくて仕方ない気持ちになりました。
あぁ、私は私で良いのだと心から思えた瞬間でした。やっと自分を赦し、自分を受け入れるという事が理解出来たように思います。
さらに、瞑想中、ティクセゴンパの弥勒菩薩が現れ、メッセージをもらいました。
大いなる愛と次元を越える力
あなたは愛そのもの
いつでも愛を注いでますよ
なんだか夢のようです。
でも確かにこのメッセージを受け取った感があります。
私達は、いつでもたくさんのガイド達に見守られ愛されている。この事に普段はなかなか気づけないのだと思います。
凄い世界です。
この旅は、私を受け入れ、信じ、本当に愛する事を学ぶ旅だったのだと思います。
たくさんの人のおかげで、グルリンポチェの瞑想の洞窟で、厳かで素晴らしい時間を過ごす事ができました。
瞑想の感動さめやらぬうちに、次は現実世界に戻り、レーのバザーでお買い物です。
人間って不思議です。
カシミヤやシルクなどのショール他、布を扱うお店、シンギングボウルや仏像、トルコ石などアクセサリーを扱う雑貨店など、色々ありましたが、どこに入って何を買っていいか分からず、ウロウロしてしまいました。
最終的には、本物か分かりませんが目についたトルコ石のピアス、シンギングボウルやチベット産お香、家族にはチベタンウールのブランケットを買いました。
なんとかお土産がいくつか買えてホッとしました。
そして、ホテルに戻り、今度は、お庭でチベットの踊りを披露してもらいました。
踊ってくれたチベットの男性陣は、日本の男性に似ていて、どこかで見た事があるような顔をしていて親近感が湧きました。
寒かったのですが、たくさんの踊りや歌を披露してもらい、最後には私たち全員で輪になって踊り楽しかったです。
夜ご飯の後、先生の部屋でワイワイとこの旅で感じたことを話す会がありました。
その時に引いたのは、このカードです。
パッと思い浮かんだのは、「祖霊、大元に戻る」です。
難しい漢字に感じましたが、なんとなく、いつでも見守られている事を忘れないようにしようと思いました。
明日は、とうとうチベットを離れ、デリーに戻ります。
チベットは標高が高く、空気が薄く寒く身体的に本当に厳しい思いをしました。
でも、また行くかと聞かれたら、即答で、はいです。それくらい素晴らしい場所でした。
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