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【GT7】今年7月末のアップデートが楽しみという話

こんにちは、ブラボーです。

グランツーリスモ公式世界大会「GTワールドシリーズ」 モントリオールのライブ中継にて、7月のアップデート内容が公開されましたね。アップデートは7月25日(木)に実施され、その内容も大規模なアップデートとなる様で個人的にも楽しみな内容でした。

そんなアップデート内容告知についた感じた事をまとめてみます。

◆GT5時代を彷彿とさせる新コースと追加車種

まず嬉しかったのが久々のコース追加で、ズバリ「アイガー北壁」の復活です。トレイラーを見ていくとGT5P~6のレイアウトから変更が加えられている様で、目立った変更としてはこの3点が挙げられます。

・ピットレーンが旧レイアウト最終コーナー前へ
・ホームストレートのジャンピングスポット削除
・路面のセンターライン追加

走行に影響があるのが前2つですが、他にもトレイラーで映っている前半区間は旧レイアウトを踏襲している様に見えるものの、後半部分は明らかになっていない事からレイアウトが改変されている可能性もあります。一方過去作に存在したダートコースはトレイラーで一切映っていなかった事から、今回収録の可能性は低いと考えられます。

アルプス三大北壁の一つを舞台にした景観の美しいコースというだけでなく、GT7の既存コースはアイガーのようなローパワー寄りの市販車で走って楽しいタイトなコースは少数であった為、これを補完する意味でも今回のアイガー北壁復活は非常に喜ばしいですね。

次に収録される車種です。前回のアップデートの5台を上回る台数の6台追加で、以下の車種が追加される様です。

・フェラーリ 430 Scuderia '07
・BMW M3(E36) '97
・ランボルギーニ ガヤルド LP560-4 '08
・ジェネシス X Gran Racer VGT Concept
・インプレッサ ラリーカー '98
・RUF RGT 4.2 '16

欧州のスーパーカー&スポーツカーに加え、ファン垂涎物のインプレッサのグループAラリーカー、そしてオリジナル公開時からチラ見せしていたジェネシス VGTのレーシングバージョンと非常に濃い内容となっています。GT5~GT6を遊んでいたプレイヤーにとってはアイガーの復活と併せて2010年代前後のスーパーカーラインナップ拡充は懐かしさや嬉しさを感じているのではないでしょうか。

個人的に嬉しかったのがE36型M3で、GTS以降長らくE36だけ歴代M3の中で収録されていなかった事から念願の収録となります。次にRGT 4.2で、GTS以降ではCTR3以来のルーフ車のロードカー追加となります。どこか空冷時代のモデルを思わせるクラシカルな顔つきですが、ハイパフォーマンスなのは明らかであり991型 911 GT3RSとの比較が非常に楽しみです。

そして意外だったのはジェネシス X グランレーサーVGTがノンカテゴリだったことで、Gr.1辺りに属するのかと想像していましたが、実際はメルセデスVGTのレースバージョンと同様別バリエーションに留まるようです。とはいえオリジナルがジェネシスの考えるハイパーカーのような位置付けであるのに対し、そのレース仕様がどのような走りをするのか興味は尽きません。

出力等を考えるとジェネシスX グランレーサーVGTと競合しそうなのはブガッティVGT、フェラーリVGT、マクラーレンVGT辺りになるでしょうか。性能が近ければサルトサーキット等でレースするのも楽しそうですね。

◆車とコース以外のアップデートも要注目

コースと車だけでも相当充実した内容ですが、世界大会で告知をするだけあって今回のアップデートでは挙動の更新、新ホイールメーカー追加、現実のミシュラン製タイヤを模した3Dモデルの投入、GTソフィーの対応コース追加など、発売から2年経ってなおブラッシュアップを重ねてくる様です。

ただこのミシュラン製タイヤの3Dモデル導入はかなり違和感を覚えます。というのもトレイラーを見るとコンフォートタイヤにパイロットスポーツ4Sのグラフィックが割り当てられている点が特に不可解で、ゲーム中最もグリップの低いCHがパイロットスポーツ4Sというのはゲームとリアルでグリップレベルがあまりにも食い違うのではないかと考えています。

もちろん外観だけの話であって静止状態で注視しない限り分からないのでゲームプレイに支障はないのですが、ミシュランにはパイロットスポーツ系以外のラインナップとして「エナジーセーバー」や「プライマシー」といった普通のタイヤが存在し、これらがコンフォートタイヤに相当するのは開発側も分かっている筈ですが、現状あまりにも大雑把な表現になってしまっています。

タイヤから追加ホイールに目を向けると、新ホイールブランドはポカールという2014年にアメリカ・カリフォルニアで創業した新興ホイールメーカーで、デザイン性の高いドレッシーな鍛造ホイールが5種類×カラーバリエーション3種の15本が追加される様子。モータースポーツ色の強かった既存ラインナップとは趣を異にしており、カスタムカーの作成に向いてそうです。

最後に新挙動ですが世界大会で先行して新挙動が導入されるものの選手たちは順応してレースをしていたことから、感触面に関しては変化は小さい一方で、タイムに関してはGTWS出場選手の配信を聞く限り~0.5秒程度タイムが短縮している傾向にあり、BoPに調整が入らなければシングルラップは基本的に速くなるのではないかと現時点では考えています。

◆まとめ

3行にまとめると
・GT5を彷彿とさせるコースと車種
・ミシュランタイヤ本格導入にちょっと疑問符
・新挙動は速くなるかも?

追加要素盛沢山でトレイラー以外にも変更点が入ってくる事を考えると、総じて楽しみなアップデートと言えます。当日が待ち遠しいですね。

おしまい

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