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バラ焼きを食べる前に知っておくべき5つの事柄

バラ焼きはどこで食べても美味しいけれど

バラ焼きは青森県の主に三沢市、十和田市近辺で食べられている牛バラ肉と玉ねぎ(どっさり)を甘辛いタレを絡めて焼いて食べるご飯のおかずであり酒のつまみである。

昨今、あちらこちらで紹介されていてB級グルメとして知名度が上がってきているのが感じられる。

筆者は、バラ焼きの本場である三沢、十和田の両方にかつて住んでいた事もあり、大好物である。

また、亡くなった父の好物でもあった。
筆者は幼い頃、三沢の海沿いに住んでいたのだが、休日に三沢の街に買い物に出かけた帰りには、決まって家族皆でバラ焼きを食べたものである。
そんな、懐かしい思い出の食べ物でもある。

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それなのに、近頃バラ焼きを紹介する映像や記事を目にした時に、時々間違った情報が含まれていることがあって心を痛めている。

誰の責任でもなく単に情報不足なのであろう。
ならば、ちょっと自分が書いて見ようかと思った。
あくまでも、一愛好者目線で書いているので笑ってご容赦の程を。

1.発祥地は三沢であり十和田ではない

しばしば目にするのが十和田の食べ物とされている事である。
もちろん今は十和田でもお馴染みの食べ物であるが、あくまで発祥地は三沢なのである。

ちょっと調べればわかる事なのだが、地元民以外にはそれほど関心が無いのだろう。
ただ、幼い頃に三沢で食べたバラ焼きの思い出に水を差されたような気がしてちょっと寂しい気持ちになる。

十和田バラ焼きと言う名称も広まっている(三沢バラ焼きと呼ぶのは聞いた事がないが)ようなので、そう思うのも無理が無い。

十和田の団体が、B級グルメを広める催しに積極的に参加して、尚且つ、B1グランプリというその大会で優勝した実績があるためバラ焼きと言えば十和田と思っている方々も多いのだろう。

街おこしのためバラ焼き普及に尽力された十和田の方々には敬意を表したい。
それでも、発祥地は三沢だからそこだけは、皆さんひとつご了解を。

それから、十和田商工会議所が「バラ焼き」を商標登録したため、発祥地の三沢側との対立があるとも聞くが、だとすれば穏便に解決されることを願うばかりだ。

2.煙がもうもうと立ち込める食堂を選ぼう

上品なレストランで食べる代物では決してないwww。

地元のおやじたちが肉を焼く煙もうもうの中で一杯やりながら、ご機嫌で鉄板をつついているような「食堂」であればおそらく間違いない。

筆者の勝手なイメージなので悪しからずwww。

3.どんぶりご飯と一緒に食べよう

しょっぱいのが好きな青森県民は、これをつまみにビールや焼酎、あるいは日本酒などをあおるのであるが、はっきり言ってつまみとしては、かなりしょっぱいのである。

だからと言う訳ではないが、塩分取りすぎな青森県民は日本一の短命県との汚名も背負っている。

ここは、やはりできるだけ沢山のご飯と一緒に食べるのが王道だろう。
それだと血糖値が上がりまくりになるかwww、どっちにしろ食べ過ぎは健康に良くないのでほどほどにと言う事で。

4.鉄板の上で焼きながら食べよう

肉や玉ねぎの焼け具合で、その時々の風味を感じながら突っついて食べるのが旨いのだ。
焼きあがったものを皿に盛って出すのははっきり言って本来のスタイルでは無いwwwので旨さ半減である。

それから、すき焼きみたいに生卵に付けて食べるのも見たことがあるが、これも元々はしない食べ方。
まあ、美味しいとは思うけどね。

5.煮詰まってタレがアメ状になったらご飯お代わりの合図

鉄板で焼かれる牛肉と玉ねぎ。それに甘辛いタレが絡まる。
これが程よく煮詰まりタレがアメ状になる頃にはご飯の友としては、ほぼ無敵の存在となるのであった。

なお、自宅で食べるときには、ご飯の代わりにうどんを直接投入したりもするがこれもまた旨い。

いかん、書いているだけで口の中がよだれでいっぱいになって来た。

バラ焼きは、近頃あっちこっちで出されているのを見るが、やっぱり三沢、十和田が本場でありタレも一味違う。

そして、筆者の推しの青森のご当地アイドルRINGOMUSUME(りんご娘)も度々紹介してくれている。

とにかく一度、現地で食べてみてね。

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