俺LoRAの使い方(基本編)〜ざっくりとしたデジタルツインのためのLoRA作成のガイド#2
前提
Stable Diffusion のWebUIが使えている
こちらの記事で作成した自分ベースのLoRA(俺LoRAと勝手に言ってます)を持っている(いろいろなキャラクターのLoRAがありますが、自由に使用できるものはいいんですが、肖像権を考えると自作をお勧めします)
t2iで使う
他のLoRAを使う場合と特に変わりはありませんが、俺LoRAの場合、学習データの条件があまり良くない(顔アップばっかりで変化があまりない)と思いますので、若干コツが入ります。
具体的にはLoRAを指定する部分はADetailer(After Detailer)で指定します。
インストールなどについてはこちらを参考にさせていただきました。
通常のLoRAと違い、LoRAを適用しても顔以外の絵柄に変化は出ません。
プロンプトのコツ
ADetailerを使う場合、顔面以外の部分(体型、髪型も)は変化が出ません。そのため、プロンプトの方で指定しておく必要があります。顔内部のパーツについては、ADetailer側のプロンプトに入れます(表情やメイクなど)
生成時に最初からADetailerを使用してもいいんですが、生成時間が1.5倍ぐらいになります。バッチ処理で何枚もまとめて生成してから選抜する方法で作られている方は、これでいいと思いますが、プロンプトを試行錯誤している最中や、1枚ごとに生成とチェックを繰り返す方は、下記のように都度ADetailerを使用する方が効率的かと思われます。
通常のt2iで生成。納得いくまでプロンプト修正とガチャ
いいのが出たら、Seed値を固定
ADetailerでLoRAを当てる。
自分の好きな顔にしたい、顔を固定化したいけど、LoRAを使うと思ったようにプロンプトが効かないと思われている方は、お試しください。
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