奥さんから「子どもできた」と聞いた時

2022年の年末
ちょうど奥さんとお付き合いを始めて
2年記念日のときだった。

「実家に帰る前に、行きたいところある。」
とだけ告げられ、
「どうして?どこ行くん?」
と聞きまくった。
奥さんは、「病院!多分子どもできた!」
と伝えてくれた。
めちゃくちゃ嬉しかった。
けど、全く実感が湧かず、
とりあえず病院で改めて診てもらうことに。

そして、かねてより、
知人に勧めていただいていた
病院へと向かった。

診察中、私は車の中で待ち続けた。

奥さんが数時間後戻ってきて、
「やっぱりできてた!」と

すごくすごく嬉しくて、
抱き合った。

できないと思っていた。
奥さんが子宮腺筋症だったため、
当時、かかりつけの産婦人科医からは
「できにくいかもしれません」
と言われていた。
当時は、子どもなしの
夫婦2人の人生や里親をしようかなど
色々考えた。

奥さん(当時は彼女)は、
不安や悲しみから泣くこともあった。
妊娠できないかもしれないことや
私との子どもができないことなど
色々なことが頭の中で錯綜し
しんどかったと思う。

そんなこともあり、
子どもができたと聞いた時
2人して本当に喜んだ。

男の子、女の子なんてのはどっちでもいい。
母子ともに産まれてきてくれるだけで
いい。

大切な友人は、数100gという
大きさで早産をし、その後すぐに亡くなるという経験したり、
父母も私の姉よりも前に2人の子どもを
流産したりなど

妊娠することの奇跡や
出産して生きて産まれてくることの
大変さを体験はしていないが
何となく感じていた。


妊娠する確率は、数億分の1
また、一説によると
あなたがこの世に産まれてくる確率は
50〜80兆分の1
とも言われている。

どんな事象の奇跡よりも奇跡。

明石家さんまさんがよく言うように
【生きているだけで丸儲け】
なんだと思う。

あとは、自分の寿命、命が尽きるまで
精一杯楽しむのみ。

さぁ、ここから産まれるまで
夫婦2人で力を合わせ、
時には周りに力を、サポートを借りながら、
無事に大切な子どもの出産を迎えよう。

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