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英国刑法、イギリスの食事(5/22/2023)

英国刑法の勉強をしてるのだけど、刑罰の目的に犯罪者の社会からの隔離による犯罪予防(incapacitation)も含むと考えているようで衝撃を受けた。日本で刑罰論を学ぶときに少なくとも主目的としては真っ先に排除される概念が通用してることに驚くとともに日本の刑法学やそのベースとなるドイツ刑法学は相当精緻に考えられているのだなとあらためて実感した。犯罪と刑罰を均衡させる応報刑の考え方や刑罰による威嚇を目的と考える一般予防論、刑罰による教育、矯正を目的とする特別予防論からは懲役100年とかいう発想は出てきづらいけど、incapacitationの考え方からはすんなり導けそうなので、昔から抱いていた疑問が氷解した。日本の刑法学の観点からは英米刑法学がある意味野蛮というか遅れているように見えるけど、これは日本の刑法学に染まっているからなんだろうか。いずれにせよ色々な国の法制度を学ぶことで日本法を相対化することができるので、これからも続ける予定。そろそろドイツ、フランス、オランダあたりをやりたい。

イギリスの食事はよくまずいと言われている。実際に数ヶ月住んでみて特段まずいと思ったことはあまりなかったのだけど、ギリシャ、フランス、スペインと旅先で料理を食べるたびにその味に感動してきたことから、相対的にイギリス料理の美味しくなさに気づいてしまった。不味いわけじゃないんだけど、特段美味しいわけでもないという感じ。サンデーローストやフィッシュアンドチップスは好きだけど、スペインのパエリヤやイベリコ豚の生ハムの方がやっぱり美味しい。

午前

  • ELSA 

  • シャドーイング

  • Trust勉強

午後

  • 紀要論文執筆

  • 英国刑法勉強

明日やること

  • trekにいく

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