写真のこと
snsでも友達の間でも写真に対する考えを話すことがほとんどなくて
でもそういうことを書いてみたいとか考えることもあって。
だけどnoteにいざ書こうと思ってもなかなか言葉にできない。頭の中を文章にするのって難しいね。
写真が好きになったきっかけは何だったか
たぶん旅先とか遊びに行った先で見つけた素敵な景色を撮っていて
すごいとかやばいとか言いながらシャッターを押すだけの写真。
そんな写真を見返すと何かが違うような気がしていた。肉眼で見たときの感動はどこへいったのかと思えた。そんな経験からだと思う。写真に対して興味が出てきたのは。
OLYMPUSのカメラをよく使っていた。
黒とシルバーの色合いが気に入っていた。
使わなくなってずっと放置していたから充電がなくなっていて時計の設定も初期化されていた。なんだか全てがリセットされたような感覚になったけどカードには当時のままの写真が残っていた。
なんで撮ったのかわからない写真が多かった。
ピントが合うまでの時間がゆっくりで好みの色もなかなか出なくて
動くものとか暗いところにもあまり強くないから工夫して。
あの頃はこれで撮ることが本当に楽しかった。
今はNikonのカメラを使っている。
ネットでこのカメラの数々の作例を見た。「透明」とか「静寂」という言葉が思い浮かんだ。解像感がすごいのにきつい印象がなくてクセがなくて。
一目惚れのような感覚で買ったと思う。
一緒に買った単焦点レンズはこのレンズ一本でいいのではないかと思えたくらい自分に合っていた。
自分はどんな写真が撮りたいのかと考えたことがある。何がきっかけかはよく覚えていないけどそんなことを考えさせられる文章をどこかで読んだのだと思う。
写真を撮ることを上手くなりたいとは思っていたけど、そのために技術とか機材の知識ばかりを頭に入れていた。何故撮るのか、何を撮りたいのかといったことを聞かれるとすぐに出てこない。写真を撮る以前に明確にしておきたいことだよね。
今まで撮った写真を見返してみても被写体には特に統一感はないし、だからといってなんでも撮っているわけでもない。
たぶん自分はほんの少しでも心が動いたときを残しておきたいのだと思う。
心がおどったその瞬間を撮りたい。
「なんか好き」となった瞬間を撮りたい。
何かに感動することなんて日常に多くあるわけではないけれど
光が綺麗だったりハムスターが可愛い顔したり
そういう瞬間が好きだから残したいんだ。
満開のコスモス、満開の桜、夏の景色みたいに季節感のある写真はよく撮っているからきっと好きなんだよね。次にまた同じものに出会っても必ず撮ると思っている。
人も撮るけどそれも同じような感覚かもしれない。遊んでいて楽しくなった瞬間とかは残しておきたくなる。撮り続けることで明確になってくる「好き」が見えてくるのだと思う。
感情を追及とか深掘りするという言葉を使うと重たく感じてしまうけど
なんとなくだったものを言葉にしていくことって写真にも良い影響が出てくるよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?