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3.みんなでお茶を(母の日に)
萩尾望都の漫画「みんなでお茶を」
超能力者狩りの話。
異質な者は迫害されるということ。
でも全体の雰囲気はスラップスティックコメディ。
のほほんと幸せに満ちている。
とても好きだ。
読んだのは24歳のときだった。
24歳の時にはTと出会った。
Tとは大学で同性愛者サークルを作った。
彼とのつながりの中で、沢山の「嬉しい」ものがみつかった。
沢山の「嬉しい」人に出会った。
沢山の「嬉しい」本を読ん
1.己
父方は共に産み出し、分け合うことをモットーにした人たち。
母方は社会のために、清貧でいることをモットーにした人たち。
祖父は海を渡り多くの人たちを連れて行った。
そして多くの人たちを救えなかった。
自分も祖父も母も父も叔父も、その恨みをもって殴られ続けた。
でも自分たちを殴った人も、また恨みで殴られ続けていた。
一族全ての人間が罪を背負い、人生の大半を贖罪に費やした。
その一族の一人。