Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第四百三回「《力》・ソフィーナ」
マーズ、嬉しっぴ❤️❤️
本日の抽選は…
Re:403回「アルカナゴッド微妙枠(でもかわいいのでOK)、《力》・ソフィーナ」
勇気を叫ぶの!がおー、ってね!
《力》・ソフィーナはFOHにて登場したアルカナゴッドビショップ担当。かわいい。
5コストフォロワーでアクセラレート2を持っている。
まずはアクセラレート2。虚脱の剛腕1枚を出す。虚脱の剛腕はソフィーナ専用トークン。カウントダウン3で、効果は「ターン終了時ランダム自フォロワー1体+0/+2」と「ラスワランダム相手フォロワー1体-2/-0」である。
正味このアクセラレートは何がしたいのかいまだによくわかってない。後述の本体能力が盤面を強化する能力なのでその補助って事なんだろうけど、体力バフをターン分けてやられても…って感じが凄い。ソフィーナ登場の1弾先にバフを活かせる料理人やギタリスト、2弾先に頂きの教会といったカードが出てるのでその伏線枠という見方も出来るのだが「ターン終了時」「ランダム単体」「体力バフ」と要素が弱すぎて全然話せない。ラスワの攻撃デバフだけはちょっと強いがCD3が長すぎて、うーん。
そんなわけでこいつを語る上で重要なのが本体となってくる。
スタッツは5/2/6。効果は「ファンファーレの自軍全体(自身除く)+1/+1&守護付与」と「場にいる限り4以上の対フォロワーダメージを3にカット」の2つ。
この能力はさっきのアクセラレートと違いちゃんと強い。自軍全体にかなり強固なバリアを貼ることができ、面力を超強化できる。自軍にこの手のバリアを貼るカードといえばビクブレやローランなど7コストのカードが多い中、ソフィーナのコストは5。かなりくっつきが良い。しかもバリアに加え守護とバフのおまけまである。これのおかげでソフィーナの横になんらかのフォロワーがいれば自動的にソフィーナが守護裏に設置されるため、なかなか取られづらくなる。そもそもバリアのせいで2回、進化すれば3回ダメージを与えないと取れないのに守護に隠されると取る難易度は更に上がる。1人守護裏デカイのを体現するフォロワーとなっている。
ビショップの面展開といえばカウントダウンアミュレット。これを活用することでソフィーナはバカみたいな盤面を早期に作れる。当時のCDアミュレットはソフィーナないしセリーナを意識して作られていたので、最速で置くと5に割れるようになっているアミュレットが多数を占めている。カームフェザーフォルク、ジャッジメントスピアマスター、聖波動のスフィンクス、リボルバーイーグルetc…。これらをコスト通りに置くだけで5tにみんなが盤面に登場、ソフィーナをかけて世界を終わらせることができる。気持ちいい!!!!!
アミュレット起きまくって5tにソフィーナぶっぱ、ガブリエルのバフやウィルバートの面力で押し込むみたいなデッキ構成となる。当時のランクマではまぁまぁ見たデッキであった。
ただランクマ以外でこれが使われていたかというと、そんなことはなかった。理由としては流石にパチンコすぎること。コスト順にアミュレット置くのもソフィーナを出すのもターンがズレるだけでかなり出力が低下してしまう。またちゃんと上振れてもアミュレット並べてる時間は相手の攻撃に対して無防備なので、その間に殴られた分を取り返せるとも限らない。ダメカ+守護で確かに盤面としては強いのだが、顔にはバリア貼ってないから殺されちゃうことは往々にある。また、破壊や消滅には耐性を持たないので普通に取ってくる対面も存在する。
最上振れに関しては全てのデッキにおいて最強級ではあったと思うが要求値高えし、上振れなかったら全部下振れみたいな構成なので結構キツイ。虚脱の剛腕がもっと強ければサブプランしてくれたのかもしれんのにな
ただソフィーナ、CDアミュレット以外にも相性がいいカードが存在している。それが豊穣の西風神。こちら6/3/3のビショップフォロワーで、出た時に山札から攻撃力2以下のビショップフォロワー2体をリクルートする。ソフィーナ、ファンファーレを持ってるけどダメカに関しては恒常なのでリクルートしても強い。西風神+ソフィーナ+セトとかするとめちゃくちゃ強い面を作ることができる。
しかし、これもデッキにはならなかった。攻撃力2以下を2種に絞らなきゃいけないのが面展開を補助するソフィーナと相性が良くない。ニュートラルは刺していいから組めなくはないんだけども。
組めなくはない、というかそのコンセプトで西風神は一回環境入りした。ただその時の相棒はノアとセト。ソフィーナ、明らかに相性いいのにも関わらずハブられてる。かわいそ
以上のように環境での活躍はあまり見られなかった。アルカナゴッド、ミルティオやゼルガネイアなどバリバリ環境の人が多かったので残念やね。
ソフィーナ、アルカナゴッドの中でもかなり地味な部類だと思う。使われていない、という点で言えばイランツァやルーゼンも同じくらいな境遇だとは思うのだが、イランツァもルーゼンも今まで見たことないようなイかれたテキストしてるからなんだかんだ目立つ。一方ソフィーナは本質的に面バフでしかないので、あんまり目立たない。アクセラ2も地味。
ただこの能力に反して、人気は高い。まぁ、見た目がいいもんな…。cv.釘宮理恵だし。人気になる要素を取り揃えすぎている。スキン化投票ではジャンヌに敗れてしまったものの3位と奮闘。いいキャラだよ、こいつは。
アクセラ2、アミュレットを出すテキストなので普通に考えると結晶2でいい。じゃあなぜアクセラになっているのかというと、場に出るアミュレットのイラストを変えるためである。アルカナゴッドは正位置と逆位置で性質が違うことをコンセプトとしており、位置によってそれぞれ別イラストが用意されている。ソフィーナもその系譜に乗るため、本来結晶でいいテキストをアクセラレートで専用アミュレットを出すという形にして統一感を持たせている。
ソフィーナは名前の通り《力》のアルカナゴッド。ジョジョだったら船のオランウータンが持ってたやつ。
正位置の意味は「勇気」「知恵」「成熟」、逆位置の意味は「無気力」「人任せ」「優柔不断」など。能力もこれに対応し、正位置たる本体は成熟した面を作り、逆位置たるアクセラは人任せにバフをしてラスワで相手を無気力にする。
正位置だとめちゃめちゃ元気に「がおー!」とか言って表情もニコニコしているのだが、逆位置だと「なんでもいいよー」など元気ない感じになっており正位置で後ろにいる獅子の仮面が目を隠している。おしゃれデザインすぎる!!好き!!!!!!!!
アルカナゴッドはフレーバーテキストが凝っていることで有名。今回話題のソフィーナftのギミックは文字数である。
ソフィーナのftは活力たっぷりにテキスト枠全てが埋め尽くされている。その一方で虚脱の剛腕ftは
無
気
《力》。
前回
次回
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?