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Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第百六十八回「極致の創造主・ベルフォメット」

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やっと取りました

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MVPはパルクールウルフです

本日の抽選は…

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Re:168回「巨大すぎる機械Nmの蓋、極致の創造主・ベルフォメット」

通常版

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スキン版

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RSC-レジェンド
9コストネメシス・機械・フォロワー
6/6→8/8
融合 ; 機械・カード
これに融合 したとき、それがこのバトル中に2、4回目で、自分の残りPPが3以上なら3消費して、遮断の触手1体を出す。3、5回目で、自分の残りPPが3以上なら3消費して、蹂躙の触手1体を出す。
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ファンファーレ 再生の殺戮・ティシポネー1体を出す。「これに融合 した枚数」が1枚以上なら、さらに、再誕の不鎮・アレークト1体を出す。2枚以上なら、さらに、再燃の憤怒・メガイラ1体を出す。

優れた存在に生まれついた。俺の理由、他にいるか?
世界は材料だ。僕が弄って、ようやく初めてマシになる。
『管理者』が寄こした環境も、利用してやるよ感謝しろ。
どうせお前らじゃ何も出来ない。従っとけよ、私にさぁ!

我を呼ビシは、突キ抜けし能の、暗き【愉悦】。
愉悦ノ反応、行キ着きし果てが為、器と選バン。
――愚かなりハ、ベルフォメット・アーデライト。
最適ヲ誤り、可能性を断ツ。自制効かヌ、暴走の愚者ヨ。

以下、多すぎるトークン達

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遮断の触手
トークン-レジェンド
4コストネメシス・機械・フォロワー
2/4→4/6
守護
相手の能力で選択できない。
ラストワード 自分のリーダーを4回復。

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蹂躙の触手
トークン-レジェンド
4コストネメシス・機械・フォロワー
4/2→6/4
疾走
相手は、能力でこれを選択できるとき、これしか選択できない。
ラストワード ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージ。

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再生の殺戮・ティシポネー
トークン-レジェンド
9コストネメシス・機械・フォロワー
7/8→9/10
突進
1ターンに2回攻撃できる。
能力によって破壊されない。(攻撃か能力によるダメージでは破壊される)
攻撃時 「次に受けるダメージを0にする」を持つ。

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再誕の不鎮・アレークト
トークン-レジェンド
9コストネメシス・機械・フォロワー
4/7→6/9
守護
自分のターン終了時、自分の機械・フォロワーすべてを+2/+2する。カードを3枚引く。

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再燃の憤怒・メガイラ
トークン-レジェンド
9コストネメシス・機械・フォロワー
2/11→4/13
潜伏
自分のターン終了時、自分のリーダーを6回復。自分のEPを1回復。
自分のターン開始時、相手のリーダーに5ダメージ。

長すぎる!!!!!!!!!

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サムネ使い回しシリーズ。受験期に今回語るベルフォメットに出会い、楽しすぎて模試が7時に終わった後に回しまくって、3時までやってしまったという絶望の記事である。この次の次の日に2期ぶりのグラマスになってしまった。(まぁ北大入れたから結果オーライ👊)これの原因は間違いなくベルフォメットとかいうカードのヤバさ。これをみなさんにも伝えていけたらと思う。

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極致の創造主・ベルフォメットはRSCにて登場したベルフォメット2度目のリメイク。めちゃめちゃ強い。

効果はトークンの多さからわかるように超長い。一つずつ分解して見ていこう。

まずは融合時効果。このカードには機械カードを融合することができるのだが、融合した"回数"に応じて効果を発動する。"枚数"でなく"回数"なので、一度に複数枚融合してもダメなのには注意。竜喰らう禁忌、イザベルあたりと同じ。

そして肝心の効果だが融合した時に3pp以上余ってるなら3pp消費して発動。融合回数が2,4回目なら遮断の触手、3,5回目なら蹂躙の触手を出す。実質的に手札の機械カード1枚を3ppの触手に変身させてプレイしているイメージとなる。1回目の融合は何も発動しないけども。遮断は2/4守護選択不可ラスワ4回復、蹂躙は4/2疾走選択吸いラスワランダム2点と3ppでは普通出せないパワーを持っていてめちゃ強い。後述するベルフォメットの本体は9コストの蓋カードなので、時間稼ぎできる遮断はめちゃめちゃ強い。選択耐性も4回復も守護も遅延性能が高すぎる。蹂躙も真理みたいな顔にも盤面にも飛ばせるタイプの打点を防げるし面に凸ってラスワで2面取れるためそこそこ強い。2→5回目にかけて遮断蹂躙を交互に出す形となっているが、3pp余っていない時に2→5回目の融合をした場合、触手を出さずに回数だけが進行する形となる。こうすることで余分なppを消費せずに遮断だけを出すみたいなことも可能になっている。

この融合を使う上で気をつけなくてはいけない点として、本体効果をフルパワーで使うためには融合を2枚しなくてはいけないということがある。こちらは"回数"ではなく"枚数"。1回目の融合で1枚だけ融合したまま9ppを迎えた場合、融合してから本体出ししようとすると勝手に3pp消費して遮断を出しちゃう。だから場合によっては1回目の融合から2枚融合していく必要もある。基本的に1枚ずつ融合するカードにはなっているが、例えば手札溢れケアや対面の降誕する干絶にただで乗っかりたい時、2枚以上同時に融合できるという事実は覚えておいて損はないだろう。

遮断蹂躙は元々天地ベルフォメットのトークンだったのだが、あちらは直接場に出すカードだったのでファンファーレを持っておらず都合が良かったっぽい。その時は一気に出てきてたからコストはどうでもよくて4にされてる。これが3ppで出す効果とコストが一致していない理由。

こんな感じで中盤から手札機械触手交換センターとして働けるカードなのだが、終盤は本体も使うことができるようになる。

9/6/6でこいつ自身に効果は無い。本日はファンファーレで横に出すリメイク女神軍団にある。公開当初は最初のベルフォメットトークンの三女神だと勘違いされがちだったが、ちゃんと女神も現代仕様に改造されている。(ティシポネーはともかくメガイラはファンファーレ持ちだし、アレークトはプロダクト溢れちゃうもんね…)

まず無条件で出てくるのが「再生の殺戮・ティシポネー」。7/8破壊耐性突進2回攻撃で攻撃時にルリアバリアを自身に貼る。強い。攻撃の後交戦してダメージをことになるので、実質的にバニバロの攻撃時破壊みたいな感じになる。交戦を介するが破壊耐性のおかげで必殺も効かない。元ティシポネーがフォロワーに攻撃した時攻撃力分のダメージを先に与える2回攻撃突進だったから、かなり本家に近い仕上がりとなっている。2回攻撃で面をボコボコに荒らした挙句、7/8が残る上、隣に6/6もいるのでこの時点で普通に強い。消滅耐性はないから金剛の拳聖とかいう意味不明カードには吹っ飛ばされちゃったり、茨の森みたいな交戦の際、2回ダメージを与えてくるカードにはダメージを受けることになる(逆にティシポネー自身に対面から奪ったダヌア進化とかでこの手の効果をつけるとプリンバリアを維持できる)が基本的には0ダメで7点を2回ぶち込める。

次。融合1枚以上で出てくるのが「再誕の不鎮・アレークト」。4/7守護でターン終了時に場の機械全体+2/+2と3ドロー。強い。ここまででも機械のドデカフォロワーがベルフォメットティシポネーアレークト、更にこれからメガイラも出てくるのでそのスタッツをデカくするこのカードはエグちゃん。ターン終了時にはこいつ自身もバフされて6/9守護となり、ベルフォメットの主砲ティシポネーを守る。例えばミラーだとティシポネー進化しないとこいつを一撃で取れないので、こちらの体力が10になったティシポネーが人形など他の除去が無い限り生還し次ターンの特大火力を約束する。アレークトの元効果はターン終了時にプロダクトマシーンを出し、機械が出るたびに+3/+3するというもの。ベルフォメットが勝手に機械を出してくれるのでバフ要素だけが生き残る形となった。アレークト、元女神でも最弱扱いされていたのでドローと守護もおまけでついてきた。

最後。2枚融合条件で出てくるは「再燃の憤怒・メガイラ」。2/11潜伏でターン終了時6回復+ep1回復。ターン開始時相手の顔に5点。強い。ティシポネーで盤面をしばけるものの、相手の手札から飛んでくる打点についてはアレークトの守護しか防ぐ手段がない。そんななかでこの6回復が偉すぎる。さらにep回復。次ターンのティシポネーだったりメイシアだったりのリーサルを補助する。強いぞ!そしてターン開始時5点。潜伏+高体力(アレークトで13になってる)でかなり生き残って5点をぶちまける。効果ダメージを与えるので潜伏は剥がれてしまうが(新リオードと同じ)、発射したターンにだいたい勝つのであんまり問題無い。5点+ティシポネー2回攻撃+メガイラ攻撃で進化せずとも27点出るので、ep回復を盤面除去に当てることも出来る。元メガイラは5/11必殺面1体5点顔6点。体力11と顔にキャノン打つ効果は引き継がれているが、かなり変わっている。メガイラは普通に強い方だったけどかなり改造されてるね

このように単体でめちゃくちゃ強い女神を融合2枚、しかもその過程で触手も出せる、だけで一気に展開できてしまう。出てきたターンに相手の顔に1点も入らない弱点はあるが、除去がしっかり出来てスタッツも大きすぎるのでありえない蓋力を誇る。厄介なのが三女神の除去しづらさ。一番処理しないといけないのはティシポネー、次点メガイラ。しかしそれを幾多の効果が阻む。まずティシポネーの破壊耐性。これのせいでワールドブレイク1枚でも解決しない。ブレイクしたあと体力10をしっかり削らないといけない。高攻撃力でせめてティシポネーだけでも取ろうとした時にはアレークトの守護がそれを阻む。そしてメガイラに至ってはほぼ取れない。潜伏高体力は取れなすぎる。またティシポネーアレークトが取れたとしてもベルフォメット自身がバフされて8/8になってるから結局リーサルされる。キツイ!!しかもアレークトの3ドローのおかげで連投できるし。1回目の融合がpp使わないのがここで活きる。

このように単体カードパワーで言えばシャドバ最強なのではないか、と思うレベルのバカカードとなっている。

ただ、このカードの事前評価はそんなに高くなかった。理由はデカいだけ、即時打点0だから。

↑強い気がするも懐疑的になる岼音ソウ

9コストだし、これくらいいいかな?みたいな風潮だった気がする。

しかし、結果としてはベルフォメットを軸に添えたデッキ「機械ネメシス」がしっかり環境で結果を残すこととなった。機械ネメシスはデッキ名こそ機械染めしてそうな名前だが、実際はそうではない。アイアロンの残骸で機械カードを山から拾えるので、それでベルフォメットと融合機械を拾いつつそれ以外のカードで遅延しつつ、9tを目指す。かなりグッドスタッフ、2pickの強デッキの最強版みたいな感じ。環境が変わるごとに周りのカードは入れ替わっていくが、コンセプトは登場当初RSCからずっとこのままである。

受験期の僕をグラマスに連れて行った機械ネメシスを例に見ていこう。

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まず機械ギミックは残骸機械兵大型侵略ベルフォメット。これがイツメン。残骸侵略で機械サーチ可能、残骸機械兵で融合用の機械カードを確保が雑に強い。そして周りの面々はこの当時だと進化ギミックが用いられている。大型機械兵がep回復を使えるのでオバヒコロッサスあたりと併せて、ユピテルをアクティブにしベルフォメットまでの時間をちんたら過ごそう!その過程でトレランス引いたら、ベルフォメット前に殺すことも可能だ👊ベルフォメットの面処理仮にされたとしてもティシポネーの火力+アレークトのドロー+メガイラのep回復で低コストトレランスが集まるので、トレランストレランス進化で20点パンチ可能。またベルフォメットといえばラミエル。先述の通りベルフォメットはベルフォメットで返せないので、ラミエルはズッ友である。時間かかるデッキなのに模試ある日に1日で2000盛るくらい楽しめちゃった。受験だろうと、シャドバからは逃げられない👊

機械ギミックがRSCだけで完結しているので、周りを入れ替えることで環境でずっと一定戦えた。コントロール寄りのカードは全て機械ネメシス強化👊シオンも辛味もシェナもギルネもマグナセイバーも機械ネメシスのカードです!!ベルフォメット出してる暇無さすぎると流石に無理だから、秘術いる今期は全然使われた記憶がない。悲しいね

機械はRSCで追加されたものしかなく、ずっとその中でやっていたのだが(一応ララミアはいるけどあいつはAFのカードなので…)何故か今弾、ベルフォメット落ちる直前だというのにアディでリメイクグライアスが追加された。こちら7/4/8疾走で死んだ機械を面にズラーっと並べられる。こいつの登場で機械ネメシスが7tにグライアス+W触手+ララミア+機械兵を出してぶん殴るデッキになった疑惑がある。疑惑があるだけで多分そんなことはないのだが。ラミエル代わりのメタトロンも来てるし、やれないことはないのかもしれないが。やってみようかな…?明日のnoteに結果書くかも

ちなみにアンリミだと天門以外機械で染めてベルフォメットに全融合。6tに0コスになったベルフォメット(極致or天地)を投げつけるデッキが存在しているらしい。草。

このカードが一番暴れたフォーマット、それが2pickである。2pickでは9tまで普通に試合続くから、適当にやっててもベルフォメットを出せて、出せたらほぼ間違いなく勝つ。機械融合に関しても、出た当初は新弾ボーナスで拾い放題かつ、機械兵1枚で機械2枚を生み出してくれるのでメガイラまで楽々出せる。なんならアレークトまでだけでも普通に勝てるし、バカすぎる。そんなわけで…

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死んだ。と思ったら

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生き返った。理由としては、時空の掌握者の禁止と新弾ボーナスが失われた事だと思われる。まず掌握者の禁止。このままレジェンド2枚を禁止にしていると流石に他のレジェンドが出やすくなりすぎてしまう。掌握者はベルフォメットと比べてもヤバすぎた。次に新弾ボーナスの消失。機械カードが提示されづらくなったのでフルパワーを出しづらい。機械兵1枚で起動はできちゃうんですけどね…ただ道中の触手出しまでは流石に手が回らないし安定感も下がったから許された感じ?フルパワーで出せたら勝ちなのは変わりない

ボイス、いい。通常版は「私は心を否定する!」スキン版は「俺の道具だ、天地の全て!」。どっちも"ベルフォメット"すぎる。そして女神軍団は攻撃時ボイスが全員『排除行動』で統一されていてベルフォメットの思想を感じるものになっているのだが、ラスワボイスが『心が…ある!』『私の…姉妹を!』『私のメモリは…』と心を取り戻す天地侵略編のラスト再現。あちぃ〜すぎる。女神もしっかりリメイクしてくれたおかげなので本当にありがとうって感じ。

ft、良い。管理者も利用する、彼の思想が進化前ftに完全に纏まっている。ストーリーで知れるベルフォメットの思想を4行に完全にまとめ切ってる。ついでに一人称のブレもしっかりやっててnice.そして進化後ftはネルヴァの意見。メイシア、ユアンにも同じ形式で意見をしている。喜怒哀楽を各人が担当しているようで、ユアンが怒、メイシアが哀、ベルフォメットが楽。多分(天象旅籠の悪意)が喜だと思われる。楽と喜は逆かもしれんが。ということは天象旅籠、ネルヴァ編最終章なのかもしれない。

このft読むとベルフォメットの最高すぎる最期を思い出せて良い。ベルフォメット、悪役として完璧すぎたな。メイシア、アイシィ、(天象旅籠の悪意)とシャドバの悪役は色々いるが、ベルフォメットは清々しい悪で見てて気持ちがよかった。好きです

ベルフォメット、スキンになっている。人気投票2位枠としてスキン化した。俺は持ってます(隙自語)。めちゃめちゃ会話ができないことで有名。挨拶「どうだ?世界は終わるぜ?」。ヤバすぎる。オズよりはマシだけど、かなり酷い。

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↑これは四捨五入とかじゃなくてピッタリこの枚数だったらしい。

前回→マナリアナイト・オーウェン

次回→解放の絶尽

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