Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第六百十二回「粛清の英雄・メイシア」

ここあとで書こうと思ってたら何も書かずに投稿してたらしい。

本日の抽選は…

Re:612回「Nm最強の蓋、粛清の英雄・メイシア」

ALT-ゴールド
3コストネメシス・フォロワー
2/3→4/5
進化前
相手のリーダーを攻撃不能。
ファンファーレ カードを1枚引く。
進化後
（相手のリーダーを攻撃可能）
進化時 粛清の一刀1枚を手札に加える。

無暁も、イズニア国も、些事です。
私はただ、あの方に選ばれたいだけ。
それで、考えたんですよ。そして、気付いたんです。
あぁ、英雄になればいいんだって。

世界は私を侵した。救わなかった。穢すだけ。
だから私、世界が『粛清』されて、嬉しかった……。
もう一度でいいんです。選ばれたいんです。
そのために燃えてください、イズニア国よ。

粛清の一刀
トークン-ゴールド
7コストネメシス・スペル
自分のネメシス・フォロワー1体を選択して、+4/+0する。そのフォロワーは疾走 を持つ。
選択したフォロワーが粛清の英雄・メイシアなら、+4/+0するのではなく、+X/+0する。Xは「このバトル中に破壊された自分のフォロワーの数」である。

「これが英雄の所業ですかっ！」
「私の中ではそうなんですけど……違います？」
――エリカとメイシア

↑このft、だーーーーーーーーーーい好き！！！！！！！！！！！！！！！！

私は此処で英雄になる！

これが世界の結末です！

粛清の英雄・メイシアは次元歪曲アディショナルにて登場したネメシスフォロワー。20点パンチを喰らわせろ👊

スタッツは3/2/3。効果は「出た時1ドロー」「進化前限定の攻撃不可」「進化時粛清の一刀をハンドイン」の3つ。粛清の一刀は7コストスペル。ネメシスフォロワー1体を+4/+0し疾走を付与するカードなのだが、対象がメイシア自身なら+4/+0の代わりにこのバトル中破壊された自分のフォロワーの数だけ攻撃力を+する。

うだうだ書いてるが要するに10pp+進化で人を殺せるカード。10pp時にメイシア進化一刀が繋がるので、そのまま相手を殴り殺せる。ネメシスには操り人形が存在するので、10tまでにワンショットキルの条件である20-4(メイシアの素の攻撃力)=16体破壊は現実的に目指せる範囲となっている。今でこそ1枚で全てを終わらせるカードは何枚か思いつくが、当時だとそんなカード、デスタくらいしか無かったので超すげ〜ってなった。すげ〜です

10pp疾走だから守護には弱い……と見せかけて、実はそんなこともない。その要因が操り人形。人形は0コスで抱えられる除去なので、ある程度の守護ならメイシアは越えられるのだ。人形は破壊数稼ぎにも役立つカードなので相性の良さがえげつない。

上記の10pp+進化権によるフィニッシャーと運用が基本になるのだが、このカードはそれ以外にもいろんな使い方が出来る。

まず1つ目がキャントリ＆脅迫。3コスで適当にプレイするだけでもこのカードは強い。リーダーに攻撃できないデメリットがあるが、3/2/3の標準スタッツで出た時1ドローが出来るのは普通に偉い。またリーダーに攻撃できないフォロワーというのは基本的に圧が少ないので無視されるはずなのだが、メイシアはむしろ圧がえぐい。無視したら進化で一刀加えられちゃうからだ。普通は10tからでないと走れないはずなのに、放置すると7tから走ってしまう。そのためリーダー攻撃不能のくせに最上級の処理強要を貼ることができる。10t以降のフィニッシャーのくせに雑にポイ投げしても強いため、複数投入が肯定されている。エッチすぎ。

2つ目がpp詐称による早期疾走。このカードの疾走にかかるppは10であるが、何らかの方法でpp回復を噛ませると7pp下でも走れるようになる。この回復手段として最もメジャーなのは加速装置＆マキナ＆機構の解放のAFコンビだろう。こいつらならガチで無限にpp回復できるので7tからでも平然と走れる。しかもafによって面をしばけるのでメイシアのための露払いも可能。バグっとる。他にも破壊の使徒で0コスにしといたり、ディメネーター進化しといたりでも走る。殴れ〜！！！

そんなわけで登場して早々、様々なネメシスにてフィニッシャー運用されることとなった。

まず分かりやすい例がリーシェナネメシス。こちらリーシェナから加わる黒き破壊のアーティファクトで全てを終わらせるデッキ。

このデッキとメイシアはガチで完璧な相性を誇っている。

まずは条件の共有。白破壊黒破壊は自分のフォロワー破壊に反応してコストが1下がるカード。そのため巻き直しや無尽など人形供給札が大量に採用されている。そしてその人形達の破壊がメイシアの打点上昇にも繋がるというわけである。

続いてメイシアの露払い。黒破壊は自分ターン開始時に顔込み10点AOEをぶっ放せるのでメイシアが守護に止められることがほぼ無い。終わらせろ👊

そして一番大事な点。それがメイシアがいつ引いてもフィニッシャーになってくれるということ。これがあまりにも偉すぎる。リーシェナはそのカードの性質上、進化が遅れれば遅れるほどどんどん弱くなる。正味6,7tに進化しても間に合わない。そのためメイシア以前のリーシェナはリーシェナ引かないとうんちすぎた。しかしメイシアの登場により、リーシェナを引けなくても人形コントロールとして立ち回って10tまで遅延、メイシアでぶん殴るというルートが取れるようになった。他のフィニッシャー達と違ってフィニッシュターンまでに引くだけで良いのが偉すぎるんだ……

続いてAF。

ローテだと解放加速兵オリジンコア、リミだと加速解放マキナといった面々でpp回復が可能。最速7tから走れる。殴れ〜👊AFは加速がある都合上人形よりメイシアターンの面処理が強力なのでかなり信頼できるフィニッシャーとなっている。

進化権だけでフィニッシャーが出来るその最強さからネメシスのアホフィニッシャーとしてだいぶ活躍していた。俺はこの頃ネメシス擦ってたのでガチで愛してる、このカード。

メイシア、かなりのプレミ製造機として有名。そのプレミというのが一刀ボッ。メイシア、ファンファーレで1ドローする(=手札が減らない)せいで手札が9枚の時にプレイすると進化時に一刀が燃えてしまうのだ。そのため前ターンから手札を減らしておく、人形を先にプレイするといった行動が必要になる。特に人形先プレイに関してはメイシア出すターンに可能だから、忘れちゃってボッするとかなり気分が終わる。進化で💥するカードだから出したらすぐ進化切りたくなっちゃうんだよな〜〜。あと進化前の攻撃不可によるプレミもそこそこ見た。6tくらいに面処理進化したメイシアの一刀を10tに進化前メイシアに食わせて終わってる人、そこそこいた。その後進化権切れば間に合うんだけどそういう人は大体進化権使い切ってるので終わり。👋👋

粛清の一刀、一応メイシア以外にも打てる。+4/+0しか出来ないが。面処理進化で使って余った一刀を人形に使えば7コスト5点疾走くらいは作れる。ドールオペレーションを絡めれば打点伸ばせるのでpickならたまに使うテクニックだったのかもしれない。この頃のpickあんましてないので知りません

RSCにてリメイク体である粛清の器・メイシアが登場した。こちら2/1/1→1/1で出た時相手フォロワー1体にバトル中破壊された自分のフォロワー数だけダメージ、進化時8pp消費で粛清の一刀効果を自分に与える。10ppで破壊数を顔面に叩きつけるというコンセプトはそのまま、2コスのバカ除去としても扱えるようになっている。自分で1面取れるのも偉いね〜。ただ走るのに8ppが必要なので、pp回復を絡めることを考えると英雄メイシアの完全上位というわけでもない。ちょうどいいね

セタスと掛け合いがある。良いね…。詳しくはギルド騒乱編をお読みください(フレーバーテキストというかカードそのものがネタバレではある)。ギルド騒乱編マジで面白いので本当に読んでくれ。災いの樹編がそこそこ前提にある章ではあるが、単体で読んでも面白いとは思う。エレノアが最高すぎるんだよな

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