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Re:天才シャドバプレイヤーなら全カード語れる説第四百七十七回「デッドソウルテイカー」

今季の2pick、ネメシスでしか5勝出来ない。助けてちょんまげ〜。現状3/15っす

本日の抽選は…

Re:477回

汝は魂の支配者!永遠の番人!
私の全てをあなたに込める!

デッドソウルテイカー!!

RGW-レジェンド
8コストネクロマンサー・フォロワー
4/7→6/9
ファンファーレ それぞれコストの異なる「このバトル中に破壊された自分のネクロマンサー・フォロワー(デッドソウルテイカーを除く)」と同名のフォロワーをランダムに1枚ずつ、場が上限になるまで出す。それらは「ラストワード これと同名のフォロワー1体を出す」を持つ。

2023/3/20(EAAアディショナル)能力調整までは9コスト

アリスにとって……アタシにとって!
アイドルもシャドバも大事なもの!
どっちも大好きなものなんだ!
――黒羽アリス

汝は魂の支配者!永遠の番人!
アタシの全てを貴方に込める!
デッドソウルテイカー!
――黒羽アリス

永久永遠すら我が手に口付け

命如きが、弁えろ

デッドソウルテイカーは極天竜鳴にて登場したネクロマンサーの伝説のカード。名ばかりのアッパーで明確にナーフされた可哀想な人。

能力調整がなされたカードなので、まずは調整前から見ていく。

スタッツは9/4/7。能力はコストの異なるネクロマンサーフォロワー(自身除く)を場が埋まるまで蘇生+それら全てにラスワ同名フォロワー召喚を付与。超が付くほどのアホ展開カードである。

4面展開×2なのでプライマルギガントに雰囲気は近い。が、プラギと違い場に出たフォロワーそれぞれにラスワ付与という形式を取るので展開量が確実なものとなっている。また、ネクロにはエルフと違い葬送がある。そのため、蘇生して強い高コストフォロワーを先にプレイしておく必要がない。そもそもエルフよりネクロの方が葬送リアニギミックがある分ファンファーレ抜きで強い高コストが多いのも追い風。クラスの違いのおかげでVECカードと大体同じな割にしっかり使い道がある1枚となっている。

ローテでこのカードを使う場合は彼の日のネフティスを思わせるコスト散らしをして超絶展開を確定で仕込むことになる。6カオティック7ラカンドウラ9大佐といったウザいフォロワーを自己蘇生持ちでズラーっと展開し相手を絶望の淵へと叩き込む。ネフティス全盛期と比べるとギルネリーゼやメタトロンのような激汎用つよつよニュートラルがあるおかげでデッキのネクロフォロワーを縛るのがやりやすくなってるのもナイス。構築組みやすいね

ただこのDST、そこまで強くはなかった。その理由がこいつのコストである9。重すぎ…。9コス払ってんのに即座に勝ちにならないのはうーんすぎる。勝てよ

極致ベルフォメットと雰囲気は似てるんだけど、ベルフォメットはあれ自身が中盤の遅延・展開札になる一方、DSTは出せるターンまでずっと手札の肥やし。また、面展開するために採用するカードについてもベルフォメットが要する機械カードは普通に単体として強いが、DSTの蘇生用カードは葬送で捨てる前提のものが主になってくる。うんち。それでいてデッキのネクロフォロワーを縛ってくるわけだからやってらんない。

決まれば面白いのでランクマなら見ないこともなかったが、ガチ環境という言葉とは一切無縁のカードであった。

ただアンリミテッドでは話が違った。アンリミだとDSTは環境でも戦えるスペックがあったのだ。その活躍の立役者はソウルテイカー・ララである。

ララは4/4/4のネクロフォロワー。そのターン中破壊されたフォロワー1体を手札に回収し、そのコストを0化+自ターン終了時自壊を付与。つまるところララと葬送orカローンアクセラを合わせる事でDSTを最速5tにプレイすることが可能。ララによりデッドソウルテイカー最大の弱点であるコストの重さが解消されたのである。

ララが場に出る分展開枠は1つ減ってしまうが、DMSラカンドゥームと展開すると打点出しながらDMSのラスワリアニ8込みで守護8枚展開なので十分すぎる。5tにこんな盤面作られたらまぁ勝てん。いくらリミとはいえ。ラスワ召喚のおかげでワールドブレイクみたいなAOEにも強いのがナイスやね

ただ、このゲームのメインコンテンツはあくまでもローテーション。アンリミテッドでは一定数活躍していたもののローテではからっきしだったため、能力調整のメスが入れられることとなった。

それが9から8へのコストダウンである。

このコストダウンによってローテーションでは明らかに使いやすさが向上した。シンプルに1t早くなってるので。DSTは着地さえすればかなり勝ちが近づくカードなのは間違いなく、そういう蓋系のカードのコストが下がるのはかなりの上方修正と言っていいだろう。また、この能力調整と同時にファンファーレ起動可能なリアニメイト10「双魂の久遠・ケリドウェン」が登場したのも追い風。リアニメイト10の都合上、DSTより重い大佐やモルディカイを採用する事こそできないものの、7ケリドウェン8デッドソウルテイカーと動く事で一生面並べることができる。ネクロには面残りを強烈なメリットに変換する死竜の暴食もあるので、調整前と比べるとかなりいい感じになった。

ただ、それでもDSTは使われなかった。9よりはマシだけど8も重い。ケリドウェン経由の7に関しては重いとまでは言わないけど、ケリドウェンの分面が狭いのでそこまでの火力を出せない。大佐モルディカイも出せねえし。ケリド経由しようとすると壁としても打点としても中途半端なものしか作り出せず、ケリド経由しないと8が重い。その割にデッキをめちゃくちゃ縛る。終わり。

ただここまでは別に良い。上方修正されたあとも使われてないカードなんてエルラーデ、ヨハンだったりでいくらでもいる。DSTもその1枚だったんだねで終われる。

しかし、この能力調整の波はアンリミにも到達してしまった。それも最悪の形で。

DST上方修正によるアンリミへの影響はというと主に「カローンで山から落とす際、死を知る者・ボーンドミネーターと競合するようになった」と「今までラカンドウラが出てクソ硬かったDMSラスワから出てくるようになった」の2つ。そう、DSTは上方修正によって急激に使いづらいカードになったのである。ただただナーフ。デッキ崩壊。しかし名目上は上方修正なのでエーテル補填は当然無し。阿鼻叫喚である。

この通り上方修正によって救われるどころか地獄の底まで叩き落とされる事となったわけわからんカードとなっている。

コストいじるのは上方下方問わず能力調整の定番。グリームニルやイルガンノ、マシブレやヴァーナレクなど。ただコストの差をカローンでうまく活用してたこいつにまで同じ調整するの、もはや意図的にリミ潰しに行ってしかない。上方修正って言ってるけど、運営的には絶対下方修正の気分で送り出してんだろうな〜って思う。てか冷静にローテで見てもケリドウェン経由するなら8出せなくなるナーフなんだよな。これ。なんなんだ

アニメではネクロの伝説のカードを担当している。能力はほぼ同じだがファンファーレの展開にネクロマンス10が要求される+ラスワ付与ではなく、相手ターン中に自軍が破壊された時DSTが場にいるなら蘇生(アニメは無限、ゲームだとターン1)という形を取っている。先にDST取られると面展開しただけになっちゃうのでラスワ付与にしたのはナイス調整だと思う。そんなことよりアクセラ付けろって感じはするけども。ビクブレイグニスにアクセラ付けていいからこいつにも付いてていいだろ

ローテだけ見ると伝説のカードで一番活躍できてない。セブフォアビスインフレあたりは言わずもがな、一番DSTと競ってそうなドドダーもcdb環境でちょい使われてた。もう能力調整は望めないのでこのままローテ落ちすることになるだろう。残念やね

この通りローテでは影も形もないくせにその圧倒的顔の良さにより、

スキン化+背景作成が確定している。まぁ、顔良いもんな。イラストの雰囲気かっこよすぎにつき、かなり仕上がりに期待できる。結構楽しみ。まぁ俺はミロエルに投票したんですけど…

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