スキーボードに足りないものはなんだろう?
シーズンオフは農民なGRの中の人です。このところの天気は毎週土曜日が晴れ、月曜日が雨を繰り返していてなんだかちょっぴり不思議な感じです。
そんな農作業をしながら頭の中はやっぱりスキーボードのことなのですが、ふと「スキーボードに足りないものはなんだろう?」と思いました。
足りないものと言って色々な方向がありますが、まずユーザー数。一頃に比べて随分とユーザーは増えてとても嬉しいのですが、そろそろ何かテコ入れのようなものをしないと頭打ちにもなるかな?と思っています。というのも、事実上スキーボードでガンガン活動しているのはGRだけなので、他のブランドなどで動きがないとどうしてもバリエーションという意味で偏りが生まれて市場が発展しないからです。
まず足りないのはここでしょうね。長らくスキーボードを作り続けているメーカー、ブランド以外のスキーボードへの参入や、新規ブランドの立ち上がりがあればなぁと、みなさんも思うのではないでしょうか?商売で見れば寡占状態はメリットがあるものの、やはり凝り固まってしまうデメリットもあるので、共に切磋琢磨するような日本のブランドがあればなぁと思います。
ユーザーという部分では「女性」がずっと問題にありますね。もともとスキーというスポーツは男性比率が多いのですが、特にスキーボードは男性が多い傾向にあります。最近は女性が増えているものの、やっぱり女性はボードのほうに興味がある様子なので、スキーボードとしての女性のユーザーはまだまだ足りないと思います。
女性のユーザーが増えることは一つ目のブランドの件にも大いに影響すると思いますし、市場として女性が目線を向けるものは大きくなる傾向があるので、普及発展を望むならやはり今はまだ足りないものだと感じます。
ギアとして足りない部分は意外と思いつかず、スキーボードが苦手に思われていた分野でも楽しめるモデルがGRでも用意できてきているので、となればデザインなどのバリエーションでしょうか?
でもこれ、難しいんですよ。たかがデザインをいくつか用意するだけと思いきや、例えばデザインを二つ用意すれば作るコストは単純に倍なので、もっとユーザーが増えてこないと継続できなくなってしまいます。とはいえ気に入った乗り味でデザインが気に入らないとそもそも買いませんから、売り手としてはとっても悩ましい問題です。
同じように難しい事ですが、形状のバリエーションも足りない部分でしょう。滑走特化、パウダー用のような専門板はいずれ登場するものでしょうが、今はやっぱり選択肢が少ないのが現状。これもユーザーが増えれば段階的に解決できる事なので、開発などの面は継続して研究していきたいですね。
メディアという目線だとスキーボードの露出が足りませんね。ニッチな部分では眼に触れるようになったとはいえまだまだマイナーギア。ちょっとしたドラマのワンシーンやCM、話のネタなどでスキーボードはまだまだ認知が足りません。ユーザーを増やすにはこの部分が一番効果的なので、今後専門的にどう取り組むか考えないといけませんね。
似たような部分でユーザーからの紹介。YouTubeなどでスキーボードを楽しんで動画など上げてくれる方も増えていますが、この部分はまだまだと言った感じ。特に発信者どうしの横のつながりが生まれてくればもっと展開はしていくように感じますが、そういう方々をつなげる場が必要ですかね?
え?GRでもはよ動画上げろって?ええ、判ってます。時間を、時間をいただければ・・・
あ、時間が足りませんね。マジで。1日ってなんて短いんでしょうw
皆さんも「これが足りない!」というご意見あれば気軽にお伝えください!少しでも楽しい未来になるように、微力ながらがんばります!
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