スキーバイクについて
昨日イベントのお誘いをしたところお問い合わせがあったのでご紹介します。
こちらの動画は昨日もご案内しましたが、スキーバイクは荒っぽく言うと自転車の車輪がスキーボードになったものです。なので雰囲気はMBXやMTBに似ていて使う車体も専用もありますが自転車からの流用ができます。
何が面白いってこのスキーバイク、春雪でも楽しめる点です。春の雪は板が走らなくて四苦八苦しますが、スキーバイクはそれがあまり感じられずに楽しめます。スキーボードは春がとても苦手なスキーで、春になると途端にシーズンオフになる方も多いと思いますが、そんな春に楽しめるのはとても良いものだな？と思ったのが昨年春のことです。
と言うよりも出会ったのが昨年の３月、鹿島槍の試乗会で色々準備していると面白そうなもので滑っている人物を目撃、その後お話させて頂き４月に乗らせて頂きました。
これが予想もしていなかったものですごく楽しく、またスキーボードが流用でき＝GR板使えるんじゃね？ってことで試したらこれもいい感じ。と言うことで少しずつ色々動き始めてます。
このスキーバイクって実はかなり昔からあるもので、それなりにユーザーもいて楽しまれていたそうです。しかし解決すべき課題も多く残っており、それがゆえに現在ほとんど見かけなくなったスノーギアです。
その一つが「手に入れにくい」こと。私は幸運にも専用の車体を手に入れられましたが、現在日本ではほとんど売られておらず、始めるには何か適当な自転車のフレームを使う事になるのですが、そのフレームと板を取り付けるアタッチメントがこれまた手に入れにくい。海外などでも売られているようですが手軽な値段と言い切れず、また仕組みとしてまだ改良の余地があるものなので、皆さんにお勧めするにはまだ時間が必要みたいです。
またリフトの乗り降りにコツがいること、日本で滑走可能なゲレンデが少ないことなどから普及が妨げられ、新しく始めるにはまだハードルが多くありそうです。
しかし有志が既に集まって大人のワルダクミ（いい意味）が始まっています！私も乗り方や安全性の確保など、スキーボードとスキーパトロール経験を利用してこのスキーバイクを盛り上げようと画策中です。うまく仕組みなどが出来上がれば、お手持ちのスキーボードをそのまま使ってスキーバイク流用できるようになるかもしれません！
また面白そうなのが「チューニング」ができそうなこと。板を色々入れ替えることで乗り味や操作性が変わったり、フレームやシート、ハンドルの違いでかなり変化することから、自分独自のチューニングが楽しめそうなのがこのスキーバイクの利点になりそうです。特に板はGRが様々な種類をご案内していますし、他メーカー海外ブランドなどのスキーボードが使えればもっと幅広い楽しみ方が提案できるかもしれません。
こちらについてはまだまだ立ち上がったばかり！もし「過去にやってた！」と言う方や「面白そうだから一緒に取り組んでみたい！」と言う方がいらっしゃれば、mixi上ですがコミュニティを立ち上げていますのでよかったらご参加ください！
それと探し始めているのがワンオフで試作品を作れる金属加工の会社です。事業化はまだ先ですが、今集まっている仲間たちのアイデアを元にアタッチメントキットの作成を模索しているので、もしご協力いただける会社などございましたら是非ご案内ください！
※ツイッターのDMなどでお気軽に！
と言うわけで気になる方は２６日に栂池スキー場によろしくお願いします！
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