板の片付けかた

 今日でシーズンアウトという方も多いのでは?
 ここで「片付けかた?」と言うのをお伝えしましょう。

まずは水洗い

 お風呂などにぬるま湯をはり、ジャブジャブと洗います。これはスキボだからできることで、お風呂に入れられない板は熱すぎないお湯で流し洗いします。
 この時に注意するのは、解放式の板はあまり派手にシャワーをかけたり、ジャブジャブやらないこと。ビンディングのグリスが落ちてしまう事があるので注意しましょう。
 固定式の場合は、ビンディングを取り外してあらうとゴムシートに水が侵入したりするので、この時は外さずに洗った方が良いです。
※劣化しているとゴムシートがやぶれてしまうこともあるので無理に外すのは禁物です。

よく水気をきる

 洗ったらよくふき取って水気を切ります。特に錆びやすいエッジは水気厳禁なのできちんと拭きましょう。
 滑走面もよく拭います。この時にけっこう滑走面の汚れも落ちるので、しっかり拭ってしまいましょう。
 拭ったら滑走面を上にして、一昼夜乾燥させます。エッジは何もふれないように注意!日があたるところもNGです。屋内の乾燥しそうな所ならどこに置いても良いですが、熱があたる所も避けましょう。

ワックスを塗る

 板が乾いたらスプレーワックスでも何でも良いのでワックスを滑走面の隅々まで塗ります。塗ってない所は劣化すると思って構いません。スプレーワックスならエッジもワックスを塗ってしまいましょう。
 固形やリキッドの方は、ベーシックな柔らかいワックスで良いです。フッ素などの添加物の敗っているものや堅いワックスは、次のシーズンインの時に少し困るので混ざりもののない柔らかいワックスが良いです。

 そしてそれをはがさず、保管します。ワックスによって劣化に対して保護できるので、これが最もよい方法です。シーズンインの時は剥がすだけなので、気にする事もありません。

エッジをケアする

 市販のエッジ錆止め剤があればエッジに塗ります。もしなければマシン油を薄く塗布します。気にしない方なら油性マジックでも良いですが、油性マジックは後々期になる事もあるので注意しましょう。
 この作業はワックスのあと。ワックス前にやると滑走面に油分が乗ってしまうので、エッジは最後と思ってやりましょう。

しまう

 最後にしまいます。湿気の当たらない暗所ならどこでもかまいません。スキー宅配便の袋に入れ手も良いですし、新聞紙でくるんでも良いです。
 このときにエッジとエッジはお互いに振れないようにしましょう。厚紙を一枚挟むだけでも良いので、この点を気を付けましょう。エッジ同士が触れているとその部分だけ錆びてしまうことがあるので、エッジは触れ合わない方が良いです。板の上下を互い違いに組むだけでも保護できますよ。

 このような感じでしまえば、次のシーズンに快適な状態でまた使えると思います。重要なのは水気、湿気、直射日光。これさえ防げればそうそう面倒なことにはならないので、少し気にして片付けて見て下さいね。

そして最も良いのは、プロにメンテナンスを頼んでそのまましまっとく事です。不安な方はプロに頼るのもオススメですよ。

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