クロスステップが出来ないのは板のせいにしてもいいんですよ【ぜひ試乗会でお試しください】

 スキーボード界隈では憧れのトリック!目標にしている方も多いクロスステップ。
 安定して行うのは難しいですよね。でも猛者たちは軽々とこなしてとてもクール。

 でもさ、いくら練習しても難しいんだよ!と言う方。もしかして板のせいかもしれませんよ!?

 と言うのも、クロスステップって板の仕様や性能が大きく関係します。いやいや、何でもできるって!と言う方もいらっしゃいますが、出来ているからそう言えるだけで、出来ない人には無理強いでしかありません。

 例えばGR板の場合。長さと言う意味でSaltoroやNoNameは難しいのは想像出来ますが、意外とマルチユースなOverDoseはやりにくい板だったりします。何故かと言うと、標準セットだと前が長めになるので足が抜きにくく、安定感が高く滑走でずれやすいチューンなので、ワンフット状態では安定し過ぎて倒しにくく、ずれるチューンがクロスステップでは不安定に感じられるからです。それとOverDoseは前側が硬めになっているのも原因ですね。

 もちろんセッティング変えたり慣れれば普通に出来ますが、そこに至って居なければ難しいでしょう。これは同じ前が長いKleshaも同じなんですが、Kleshaは案外やりやすく感じる方も多い板です。OverDoseに比べ前側が柔らかく、エッジグリップのコントロールが簡単なKleshaはODに比べればやりやすい板と言えます。

 ここでセット位置の変更について。一般的にビンディング位置は前よりにするほどグラトリ適性が増します。その分滑走性能は低くなるので好みのバランスが見つかると滑りは大きく変わります。GRでは標準では滑走性を重視した位置でセッティングを決めているので、レール式のSLRシリーズなどのビンディングであれば結構簡単にセット位置を変えて楽しむこともできるんですよ!

 さて話をもどして逆にやりやすいのはGoodDays'85とIfwishですね。GDは短く安定させやすいから、IFは柔らかく足が抜きやすくズラしがコントロールし易いからです。WhiteLandも板が扱いやすいのでクロスステップは得意な方の板ですね。

 このようにGR板でも違いがあるのですが、一般の板だと多くがGRのようにチューン済みでないので、そもそも安心して板に乗るのが難しい状態なのが多いです。エッジがひっかかったり、左右で乗り味が違ったり、ターンでエッジが抜けたり。そう言う板でクロスステップは、ただでさえ安定感無いのにやろうとしても難しくなるのは想像し易いです。

 じゃ、どういう板がいいのか?と言えば先ずはストレスのない乗りやすい板を選ぶ事。これは複数の板がないと比べよう無い!とも思えますがそう言うときに試乗会ですよ!試乗会で自分の板に一番近いタイプを見つけておけば、自分の板がどういうタイプなのか見当がつきます。滑走にメリットのある板ならGRだとInnocentやKlesha、グラトリが楽しい板ならGoodDays'85やOverwriteになるので、そこからやりやすさの想像が見えてきます。

 と、今回は板という観点からクロスステップの事を考えてみました。これらを踏まえて今週、来週とGRでは試乗会が予定されています!試乗会でも板を比べたり、セット位置を変えて試すなんてことも可能ですので、もしよかったらスタッフに相談して色々試してみてください!
 それと、もしスタッフが空いていればスタッフと一緒に滑って色々教えてもらったりパフォーマンスしてもらうこともGRでは行っています!忙しければお断りする場合もございますが、「一緒に行きましょう!」と誘われれば喜んで行くのがGRスタッフなので、気軽に話しかけてみてくださいね!

#スキー #スキーボード #ファンスキー #GRskilife

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