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スキーボード実態調査?!

二日間、92名の方に以上のアンケートを取らせて頂きました。ご協力頂きまして大変嬉しく思います。ありがとうございました!

 このアンケートは何を目的にしたものかと言いますと、実際スキーボードがどんなシーンで使われているかを把握するためのものです。

提供する側として

 GRはスキーボードブランドなので聞こえは悪いのですが商売です。なので買い手の声を訊くのも当然ですが、それがどのように使われているかを把握する事も必要だとおもっています。提供したとしてもそれがあまりに提供側の自己中心的であったり、ニーズに合わないものであれば商売が成り立ちません。

 スキーなんだから滑るのが当然!なのでしょうが、スキーボードは多種多様な滑りが魅力のもの。なので、実際に皆さんがどのように使っているかを把握し、よりニーズにあった、ユーザーに寄り添うようなラインナップの構築の為に今回調査させて頂きました。

結果として

 まず予想と反していたのが、グラトリ主体で滑る方が半数を越えていたことです。予想では多くて4割程度と思っていましたが58%ものユーザーがグラトリを楽しんでいたのは驚きです。特に少数となると予想していたハイレベルグラトリを楽しむ方が20%以上もいらっしゃったこと。これはグラトリ性能が求められるのは明確です。
 そして多いかと思っていたパーク勢が一割にも満たなかったのも予想と反していました。15%くらい?と見込んでいたので、予想の半分くらいですね。私自身キッカーで飛ぶのが楽しかったり、周囲にパーク遊びを楽しむ方が多かったのでそれなりにいるのでは?と思っていましたが、そうでもなかったのですね。

 これが恐らく「どんな滑りをしたいか?」とアンケートしていたら結果は変わってくるでしょう。ハイレベルグラトリやパーク遊びに憧れて滑る方も多いと思いますので、必然的にフリーランあたりが減っていくのは予想に難しくありません。

GRとしての考え方

 実は既に次の新しいスキーボードの開発は始まっています。そのコンセプトを検討する中で、「GRらしい」と感じられるスキーボードがユーザーニーズに足るものか?を意識しなければならなくなりました。
 と言うのも、ユーザーが増えてきたからです。今現在、GRのスキーボードは一通りのラインナップを有してモデルチェンジもはじまりました。

 その中で「やりたいことを実現するスキーボード」だけでなく、「やってることをより楽しむスキーボード」を提案せねば!?と思ったのです。その時にどこにフォーカスを合わせていくか?そのためにもユーザーニーズは不可欠になります。

 となると滑走性能+グラトリのような今までのGRの考え方の逆、グラトリ+滑走性能のようなスキーボードを提案すべき、と言うことでしょうね。

 面白そうですね、その板。グラトリ超楽しいのに、滑りもイケる。性格的にはOverDoseやFreiheitが最も近そうですが、違うアプローチから設計してみるのは凄く楽しそうです。

スキーボーダーのために

 ブランドは自由に提案できますが、自己中心的ではいけないと思っています。その板を選んだ人がより楽しめるスキーボード、そういうものを提供できてこそGRの掲げるブランドコンセプトは意味のあるものになると思います。
 これからもこうした形で声を聞かせて頂きます。もしよろしければその折りにはみなさんにご協力いただければと思います。

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