WRITE TO HEAL
小さい頃から頭の中で考えたり、いくつも世界をひっぱってくっつけたり、突然どこからか流れ星みたいにやってくる世界を追いかけるのがすきで、言葉を書き留めてきた。
自分の人生を物語にしようといつの頃からか思いはじめ、謎解きのように出来事を捉え始めると、些細な日常もミステリーに溢れ、美しい風景も立体的に感じられた。
言葉を知れば知るほど深い穴に潜ってたくさんの未知に遭遇できたが、その一方で言葉は私を苦しめた。
文字が目の前に立ちはだかって私を押しつぶそうとしたり、止まらない思考は私の睡眠を妨げた。
次々と溢れ出てくる言葉やいつの間にか始まるいくつものストーリーを書き出すことで安心し、やっと眠りにつくことができた。
書くことは癒しの一つだと思う。
ある人が『紙とペンさえあれば戦えるのよ』といったように、書くことができれば癒すことをはじめられる。
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