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note記事の電子書籍化:進捗状況 Part.1


電子書籍化までにやるべきこと

電子書籍化にチャレンジしています。

一番簡単な方法は、ワードやGoogleドキュメントで原稿を作成して、それをEpub化すると電子書籍は作成できます。表紙もCanvaとかで作成すれば、コストもほぼゼロで作成できます。Epub化するところぐらいを外注するぐらいでしょうか。

ただし、今回は、少し凝って、以下の作業を実施しています。

  • 文章の校正

  • 図表の作成

  • InDesignによる組版&Epub化

  • 表紙デザインの作成

紙の出版で実績のある編集プロダクションに見積もり依頼を出したところ、50~60万円ぐらいの費用がかかるということで断念。
ランサーズに登録しているフリーランスに依頼することにしました。

費用的には約20万円程度に収まったのと、上記4つの作業を全て一人で対応できる方がいらっしゃったので、その方に仕事を依頼しました。

文章の校正

事業領域は全く違いますが、商業出版の経験もあるので、文章の校正や校閲はとても重要だと認識しています。今回も、校正後の文章は、感覚値20%程度レベルが上がったものがでてきました。
誤字・脱字だけでなく、文章を読みやすくしたり、漢字のチョイスなど、プロの手にかかると、かなりバージョンアップされます。

図表の作成

図表はあったほうが、理解が進むということもあり、今回の電子書籍でも150点ほど図表を作成しました。
図表に関しては、電子書籍での品質はクリアしているものの、紙の商業出版レベルから見ると、少し品質が落ちてしまったという感じです。
もう少しレベルが高ければ、動画コンテンツにも流用したいと思いましたが、こちらは断念します。

InDesignによる組版&Epub化

校正済みのテキストをInDesignに流し込み、文章を構成していきます。左開きの横書きで依頼したものの、右開きの縦書きしかできないということだったのですが、二転三転して、結局、左開きの横書きで作成いただきました。

日本の書籍(特に紙)の場合、右開きの縦書きが6~7割ぐらいでしょうか。特に文章主体の場合は、ほぼ縦書きのほうが多いかと思います。

一方で、図表が多いビジネス書などの場合、左開きの横書きが多いですね。
もう少し凝った組版になるかと思いましたが、テキストが可変するリフロー型の場合、そこまで凝った構成にはできないみたいですね。

表紙デザイン

表紙デザインに関しては、正直、求めているレベルではなかったので、ランサーズに登録されている別の方に別途依頼することにしました。
電子書籍の場合、手に取って中身を見るということができないので、表紙はとても大事だと思います。
また、プロのブックデザイナーという職業が存在するように、デザインや表紙に入れるべき情報など、結構、専門性が求められますね。
ちなみに、ランサーズの相場は、1デザイン1万円~2万円ぐらいです。ランサーズに登録されている商業出版のブックデザインを担当されている方の場合は、7万円~10万円ぐらいが相場観のようです。

新たに発注した表紙のデザインが仕上がってくるのが5月中旬ぐらいなりそうです。
素材が全て揃ったら、Amazonのkindle出版に登録したいと思います。

電子書籍を作成してみて

今回、一人の方で全て対応してもらいましたが、やはり、得手・不得手もあったりするので、文章校正、組版&Epub化、図表、表紙デザインは、別々に発注し、最終的に一つに組み上げていくほうが、品質は上がるのではないかと思いました。
まあ、本来50~60万円ぐらいかかるものを、20万円程度で一式作成してもらえると思えば、リーズナブルなのかもしれませんが・・・。

今後、年に1~2冊のペースで電子書籍をリリースするとなると、InDesign、イラストレーターなどAdobeのクリエイティブクラウドなどを、自分で使いこなせるレベルになっていったほうがいいと思いました。
また、動画も本格的に作成するとなると、Adobeの動画編集ソフトも使いこなせるようにならないといけないですよね・・・。
コンテンツマーケティングを本格的にやるとなると、結構、新しいスキルを身に付ける必要がありますよね・・・。

参考情報として、以下のサイトは、拡大すると粗くなってしまう画像をベクター画像に変換してくれるサービスです。ダウンロードするには課金されますが、生成AIで作成した画像の品質を上げるには、便利なサービスかと思います。

当初の予定では7月ぐらいに電子書籍をリリースする予定でしたが、早ければ5月下旬から6月上旬ぐらいにリリースできそうです。

表紙が上がってきたら、また、共有させていただきます。



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