嶋 紘之

サイバーエージェントグループ 株式会社アプリボット DX事業部開発責任者 web開発で…

嶋 紘之

サイバーエージェントグループ 株式会社アプリボット DX事業部開発責任者 web開発で培った高い要件定義力と開発力を強みに、他業界様向けにDXのお手伝いしております。 企業・個人へのお問い合わせはこちら https://forms.gle/zoAAocvbZuHaw8or7

最近の記事

90歳の祖父に贈る、DXとは何か

祖父母宅に帰省時に、祖父に自分の仕事を話す機会があった。 自分は既に2年強DXにおける新規開発に携わっている。 孫はやりがいを持って仕事をしていて活躍していることを伝えて、ぜひ喜んで安心してもらいたい。当然のことながらシステムの詳しい話はしても伝わらないので、どう伝えるかずっと考えていた。 祖父は仕事を辞める頃にパソコンが出てきたとのこと。とはいえ自分が使うものというより事務の女の子が自分の代わりに使うものというくらいの認識だったらしい。 ITのことはあまり詳しくないが、新聞

    • 意思決定が通らず困っているDX担当者に贈る、アサーティブコミュニケーション

      DXという分野は課題感や技術以上に、関係各所とのコミュニケーションの難易度が高い分野だと思っています。社内であれば、既存の事業と比べかなり新しい分野に取り組むことになり、関係各所に理解して協力頂くための調整が必要になります。またDXは自社のアセットだけでは完結せず、複数の外部の会社と共創する例の方が多いです。 このような複数のステイクホルダーがいる中で、上手く合意形成をしてプロジェクトを進める力はDXにおける必須スキルだと考えています。 とはいえ参考になる書籍が少ない中で、ア

      • ゲーム開発を経験したエンジニアが、今DX事業部で大活躍している理由

        アプリボットアドベントカレンダー最終日の記事です。 アプリボットのDX事業部では、ソーシャルゲームの開発で得た要件定義力・開発力で建設業や製造業様向けにDXの開発ソリューションをご提供しています。 一見ゲームとDXは一番遠く見えますが、実は今DXの開発で最も最適な開発会社はゲーム会社ではないかと私自身は考えています。 なぜゲーム会社がDXの開発に一番最適なのか事業開発で培われた、現場の要求をシステム要件に落とし込む力 DXの開発で一番課題になるのは、システムの実装ではなく

        • 金属加工業向け図面管理SaaS「図面コネクト」を1ヶ月で開発した話

          アプリボットDX事業部の嶋です。 DX事業部としては建設、製造業のDXに携わってきており、 「ゲーム開発で培ってきた要件定義力とサービス開発力」 で価値を生み出せる領域を見つけて取り組んできています。 今回は昨年開発した図面コネクトの概要と、開発完了までの経緯について書こうと思います。 金属加工業様向け図面管理SaaS「図面コネクト」DX事業部では昨年、金属加工業様における見積もり図面の保存・検索サービスの図面コネクトを開発しました。 このサービスは、 ・過去に自社で扱っ

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        • 金属加工業向け図面管理SaaS「図面コネクト」を1ヶ月で開発した話

          [デジタル庁主催ハッカソンでの挑戦] 法令APIを活用して、生成AIで子供向け絵本を開発した話

          こんにちは、株式会社アプリボットDX事業部 開発責任者の嶋です。 デジタル庁主体の法令APIハッカソンに、先日参加してきました。 ハッカソンに参加した感想と開発したプロダクトについて紹介します。 ハッカソンの概要デジタル庁は現行の法令APIを更に高度にした法令APIプロトタイプを設計・試作をおこなっています。この法令APIを用いた新しいアイデアの開発を1週間でチームに分かれて行うイベントでした。 14チーム参加しており、建設業界の方や弁護士の方など多岐にわたる分野の方がいら

          [デジタル庁主催ハッカソンでの挑戦] 法令APIを活用して、生成AIで子供向け絵本を開発した話