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圧倒的に「小麦」の方が体に悪いのだけれども、人気なのはパン!!ご飯vsパン

我々日本人の遺伝子はなんといっても米!なので米がおすすめ

江戸時代が太陽エネルギーに支えられた循環経済であったという点

太陽エネルギーを受けて植物が育ちその植物を人が食べ!家畜も食べる。

そこからし尿やふん尿が出てそれをまた、土に還元して、

それがまた植物を育てるもとになる。。

それが太陽エネルギーを中心として循環していくというのが大事!

稲作については江戸時代の人口というのは約3,000万人で、

 とても安定して時代、この人口を支える仕組みが

、米を中心にした循環システムでこれで安泰であった

当時の米の生産高派約450万トン> そうすると、

その米450万トンを作りまして、これを人間が食べ、

ふん尿が出て、これを農地 に還元する。。

さらに、450万トンぐらいあるわらの部分も、

5割ぐらいは堆肥にして農地に還元。。

 それから、3割ぐらいは燃料に使います。それが灰になります。 

それを洗剤にしたり、また農地に還元します。2割ぐらいは、草履や縄を作り。

これも古くなると堆肥にして農地に還す。

そうやって循環していくという構造が、

まさに江戸時代の徹底した「ものを無駄にしない循環 システム」

だったということを覚えておかないといけない。。

この循環システム、循環農法は世界を大変驚かせたと言われており。

 スイス人のマロンという人がこれを見て、帰国報告をした記述がある。

それを肥料学の大家であるドイツのリービッヒという人がいて

この人は大変な方で、窒素、リン酸、カリの要素というものをしっかりと

位置付けて、リービ ッヒの最小律を提唱し、

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これに基づいて化学肥料を作った農芸化学の父と言われている。

そのリービッヒが、「日本農業の基本は、土壌から収穫物に持ち出した全植物栄

養分を完全に 償還することにある」というふうに、的確に表現をしていたわけで

 これだけ農芸化学の父と言われるリービッヒも、

日本の江戸時代のシステムに感心したという。。

しかも、ここでもう1点押さえておいていただきたいのは、

廃棄物循環がきちんと経済的ビジ ネスとして、

商ビジネスとして成立していたという点!

 現代では廃棄物の処理というのは、

みんながやらないので公共事業で処理をしなければいけない。。

当時はそういうことをしなくても、各家から灰を買い取って収集して、

卸に売るような灰買いの仕組みによる経済活動としてこれが持続していた。

江戸近郊の農家はみな肥料として活用するためのし尿を確保するために、

武家屋敷や長屋ごとに契約を結んで、金銭、あるいは現物との交換で、

し尿のくみ取りの権利を得ていた。

江戸時代も中期になると、都市と農家とのし尿取引を取り仕切る仲買組織も現れ

て、さかんにし尿がやり取りされていた。

これが、江戸時代の素晴らしい循環経済と、

それを支えるすべてが商取引として回っていく仕組みが当時はできたいたのだ。

小麦は残念ながらアメリカで大量に残っていた小麦を日本に売りつけられる

状態になってしまったが、なるべく国産小麦でパンは食べたい。。自分も仕事柄

やはり食べるので。。

付加価値つけようサービス業マガジンVOL315

次回ーオープンサンド


※参考文献  鈴木宣弘 氏  東京大学教授

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