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母のお作法・・・こころの思草(しぐさ)

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母は若いころに、福井の山奥から東京に出て、旧家の行儀見習いさんとして女中奉公しながら高等技芸専門学校に通っていました。 その頃に、一番女中さんから厳しく行儀作法を仕込まれました。… もっと読む
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一枚の自分史:母とマナーと私

何故、マナーなのか? 母がきっかけでした。 父が68歳で亡くった後、母は天下茶屋で70歳…

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お小言集:何でも陽に捉えることやね

この世の不幸のすべてを背負ってるような顔をしてると 「暗い顔していなさるな」と必ず言われ…

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「ひいばあちゃんのお小言」

 私の講師業の始まりはマナー講師からだった。きっかけは母だった。  父が68歳で亡くった…

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当たり前のことって何でしょう? いちいち疑問を挟む余地がないほど当然のこと、 日常いくら…

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お小言集:「看脚下」足元を見なさい

マナーを磨くということは 心を磨くということ 脱いだ履き物を揃えることは 足下を固めること…

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お小言集:心がホッとする~うっかりあやまり!

朝の駅は、道を急ぐ人ばかり・・・ 電車が遅延していたりするとなおさらです。 モチベーションがズルッとずれる感覚。 10分の遅れでも乗り換えでうまくいかないと ぎりぎりになってしまいます。 乗り換える度に走っていました。 周りの人たちも焦っていますから やたらに人に当たられます。 どうして謝らないんだろうと 思わずイラっとしてしまうありさま・・・。 「ごめんなさい」と言われたら 「こちらこそ、ごめんなさい」 と答えられるのですが・・・。 その日も、ターミナル駅に着くと