「人を動かす話し方」読書会より

読書会

今朝はclubhouse、ロールプレイ、読書会と充実していました。4月から仕事を減らしたことで、時間に追われない豊かさを実感しています。今までは、週6日勤務して週1日に家事や家族の事が集中。その為、何かしていても、次にやらないといけない事が気になり落ち着かない日々でした。今は慌てて何かを片付ける事は無く、目の前の事に集中出来ています。仕事も同様。ただ、油断すると記録が後回しになり、また勉強時間を確保しないと、SNSに時間が取られてしまいます。ゴールを具体的にイメージしていないと、私は意志が弱いのです。

心に響くように話す

読書会で気になったキーワードは、「心に響くように話す」。どうしてかは、前職でのトラウマ体験があるからなんです。「〇〇さんの言う事は、ちっとも心に響かない」と同僚に言われ、私にとってはキッツイ一言。当時、介護保険施設にLIFE導入するか流動的な状況でした。何故、導入するかを私なりに語りましたが、何度となく解釈のミスや、足並みが揃わない状況で、最終的にはトップの方向転換で経費と人員不足から導入しないとなりました。ただ私の中にはモヤモヤが残りました。説明が自己中な考えだったのか?どうしたら響いたのか?と。

「人を動かす話し方」の後半に「自分の考えがあるから心に響く」とヒントらしきフレーズ発見。実はまだ最後まで読み終えていないのです。

気付き

読書会のブレイクアウトルームでヒントがありました。
それは、私が出来ていなかった事への気付きでした。
①共感する。LIFE導入はデータ量が多く、パソコンの入力作業もあります。職員のパソコンに対する苦手意識や、業務の増加などリスニング不足でした。
②メリットを伝える。導入する事で職員に対するメリットです。利用者に対してのメリットは伝えてました。職員の中には、「それは理想でしょう?自分達は業務が増えて大変。」と。データのフィードバックがあれば、ある程度の支援計画が可視化され、方向性も明確になる。コミットしやすく職員の支援のばらつきを防ぎ、申し送りも簡素化になったかもしれません。
③具体的なイメージを伝える。ゴールが何かを、あの時は伝える事が出来ませんでした。残念ながらゴールがイメージ出来なかったのです。コロナ禍で職員の行動制限が暗黙の了解であり、県外に行く職員に対しては「何やってるんだ」と本人が居ないところで言われていました。私も県外へ行き、PCR検査で陰性でしたが、10日間出勤停止となる職場風土でした。皆んなの意識が低下しそんな中、皆で同じ目標に向けて達成感を味わえたならモチベーションも違っていたのではないか?と考えてしまいます。

心が軽くなった瞬間

赤羽雄二さんの回答よりヒントを得る
他の方の質問に対して赤羽さんは「その時の上司の指示はどうだったか?」という質問がありました。その質問から当時の様子を思い出しました。トップの方針は、「やるだけやってみて」と言われるだけで、報告しても、方針が変わるまでは具体的な指示はありませんでした。最終的にソフト契約の段階で、中止が決定しました。指示が曖昧だったのです。LIFE導入出来なかった事に対して、心に響く話し方が出来なかったのが原因と責任を感じました。LIFE導入出来なかった事と、心に響く話し方が出来なった事は別の課題と捉えてもよかったと思え心が軽くくなった瞬間でした。軽やかな気持ちになった読書会に感謝です。



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