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「思いをカタチにする経営」を学ぶ@熱い情熱と冷静な思考経営ゼミ(山ゼミ)

今年の2月から約4ヶ月間、マザーハウス代表取締役副社長・山崎大佑さんの主宰する【熱い情熱と冷静な思考経営ゼミ】に参加しました。

結論から言うと、ここでしか学べない経営者としての思考のあり方、思いをカタチにする方法論を学ぶことができるめちゃくちゃ良い時間でした!

ゼミに参加するまで、私はこんな風に思っていました。

「思い」をビジネスとしてカタチにするって、本当に難しい。私自身、独立してから2年間、とにかく必死に動いてたけれど、2年目の途中くらいで、これで本当にいいのかな?という思いがふつふつと湧いてくるのを感じていました。動くことで誤魔化している部分もあったかもしれない。胸の奥がつっかえたような苦しさがあって、事業としてどういうカタチが自分の思いの実現・目指したい社会に向かえる方法なのかさっぱりわからない・・・。

この経営ゼミでは、主宰の山崎さんが14年間マザーハウスの経営で体験してきた血と汗と涙のエッセンスが全10回の講義に凝縮されており、講義と対話を通じて、思いをカタチにする方法を体系的に学ぶことができます。講座というよりも、ゼミという形式で受講するゼミ仲間同士の対話やフィードバックがあるのも特徴です。

経営者のみならず、これからの経営者を支える右腕を目指す人のための参謀・リーダーコースがあり、ともに学ぶことも特色。別々に学ぶ講座の方が多いと思うけれど、ともに学ぶことで異なる視点や視座の意見による気づきたくさんあり、シナジーが生まれるのを感じました。

私が参加したのは第4期。奇しくも時期的に対面ゼミが難しく、ほとんどがオンライン講義&ディスカッションでしたが、そんなの関係なくめちゃくちゃ熱い時間でした!むしろオンラインツールの活用で、過去に比べてもより双方向性が高まったようです。(例年比とのこと)

そして現在5期を募集中!気になった方はぜひ応募を!(締切:8/12(水))
提出フォーム先:​ https://bit.ly/3jL12hy
詳細:


迷う人にはとにかく参加してみるべしと言いたいので、どんな内容だったのか&自身の感想などを書き連ねます!

思いの解像度を上げていく、原点のトコトン深堀り

「思いをカタチにする経営ゼミ」の名の通り、ゼミではとにかく最初に「思い」にフォーカスしていきます。思いがあってビジネスや自身の活動をしている人って、それまで生きてきた時間の中で何らかそのきっかけになる原体験がある。その「思い」の元になっている原体験はなんなのか? ひたすら深堀りするなかで本当の自分を見つけ出すような、そんな作業がゼミでは待ちうけています。これがすごいんです。これまでの人生とビジネスがコネクティングドッツしてしまうこと間違いなし。

原体験ー思いービジネスを行ったり来たりしながら、事業や企業としての存在意義を改めて考えることができたのはとてもよかったです!

経営者に必要なエッセンス、全方位網羅

このゼミで学べることは、いわゆる経営学の教科書に書いてあるようなこととは全く違います。むしろ実学ベースで、山崎さんがマザーハウスをケースに挙げながら語ってくれるのが大きな魅力です。経験に裏打ちされた経営論、その思考を体系立てて徹底的に解説してくれます。

経営と一言でいっても、事業フェーズによって、事業のつくり方やファイナンス・組織のあり方などが全く違うということもはじめてちゃんと理解しました。これから会社の成長を目指す経営者は100%学んでおくとよいこと。毎回のスライド資料はなんと100枚を超え!とにかく内容量も熱量も半端ない。聞く側も頭をフル回転させて受け止めるので、終わった後はクタクタでした。

↓ちなみに4期のときはこんな内容でした。

スケジュールのコピー


ご存知の方には余計かもしれませんが、山崎さんが経営するマザーハウスは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をミッションに、バングラデュなど途上国と言われる数カ国でものづくりをしているブランド。何かわかりやすいページを貼り付けようかと思ったものの、最近はYoutubeでたくさん発信をされていてどれもこれもいいチャンネルすぎて選べない・・・(ただのファン)ので、マザーハウスを知れる動画をふたつだけ貼っておきます。

↓社長である山口絵里子さん自身が語る、マザーハウス誕生秘話。私とマザーハウスの出会いは山口さんの著書「裸でも生きる」。

↓司会に経営ゼミ主宰の副社長山崎さん&社長山口さんの14周年トーク



本気が本気を触発する、仲間との出会い

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ゼミ生の人数は20人ちょっと。経営者コースと経営参謀コースがあり、起業家・起業準備中・大企業勤務・NPO経営など多種多様なメンバーが参加していました。起業家のなかでも異なるフェーズの人たちが集まっているので、様々な経験談をシェアしながらその世界を垣間見ることができます。分野も事業フェーズも違う人たちだけれど、その思いをシェアすることで、不思議と仲間になるんですよね。自分の思いや事業アイデアに対して本気で意見をぶつけてもらえるのは貴重でした!今振り返っても、あんな機会そうそうないなぁと思います。

講義の内容もさることながら、山ゼミを形作っているもうひとつの魅力は「人」だと思います。主宰の山崎さんが本気でこの経営ゼミに向き合ってくれていることはもちろん、卒業生でもある事務局、参加するゼミ生に共通しているのは、「思い」と「人」をものすごくよく見ていること。

実際のビジネスの現場では、実績や経歴ベースで人を見てしまいがち/見られがちだけれど、ここでは「これまで」よりも、これまでもこの先も揺らがないもの=思いを見つけ、その人の性格や特性と事業の関係性についてもアドバイスをもらえます。特に、思いと行動がつながっていない時の違和感にみんなめちゃくちゃ敏感。時には、本人が口にしたことを周りが「それ本当にやりたいことなの?もっと自分に素直になって!」と説得(?)するほど。なので、もう丸裸です。普段周りから聞こえて来る雑音など余計なものを削ぎ落として一度ありのままの自分に向き合いたい人は本当に参加する価値ありです。

自分のミッションに磨きをかける

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企業として目指すミッション、または自分自身のミッションを言語化する良い機会にもなりました。これまでふんわり「思い」として持っていたものを概念化することで、より人に伝わりやすい形にする作業は、ひとりではなかなかしんどいです。

そんなミッション言語化のコツや、磨きをかけるための壁打ち相手がいるというのも、このゼミならではだと思います。

経営に大事なのは、人と哲学。

ゼミの講義のなかでも、人に関する事柄はどんな話題でも必ず付随して語られていたのも印象的でした。思いを発信する時、組織を作る時、プロダクトを作る時、お客様と向き合う時、ファイナンスを考える時・・・どんな時でも、経営は人のことを考えている。それが山崎さんの経営の眼差しなんじゃないかなと感じました。だからこそなのか、山崎さんは本当にドキっとするほど人のことをよく見ている。そこでもらえるフィードバックはものすごく貴重です。経営は人の成長そのものとセットなんだということを、あらためて感じました。

事業や経営は、思いに共感してくれる仲間を集めることからはじまるという言葉からゼミははじまります。事業をカタチにするためにどんな仲間が必要かを考える上でも、まず自分を知ることがスタートだと思いました。嫌という程、自分と向き合うことになるので、そんな機会を持ちたい人にぜひ参加してほしいです。

ちょっとでも興味を持った人は、まず第5期説明会に参加して雰囲気をみるのもおすすめです!

日時:8月4日(火)20時~21時半 or 8月9日(日)19時半〜21時 ​
説明会:ZOOMにて開催します(説明会申し込みの方に招待リンクをお送り致します。
説明会申込:https://bit.ly/30PkWiO

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