真杯

気持ちが先か、儀式が先か

尊敬、敬愛、真摯、忠義、親愛、真心

俺が先か、俺を形取っているものが先か

抗えない。気持ちは偽りでも、己を是するための行いをする
人とはそうだ
ギャップなどない。あの人はああだから
これに準ずる

準ずることでの正解もある
裏切らない、期待どおり
これは正解か？誰の正解か

己が正解を目指すなら、準ずることは解ではない
解は逃げ
解が正解ではない
見方一つ
誰の目線か

己が正解に準ずることは裏切りとなる
裏切られた、あんな人だとは思わなかった
外野が騒がしい

しかし、所詮人とは繋がりに生きる存在
外野の評価無くして自己を保てるだろうか

人間強度
繋がりを経るほどそれが虚弱なものとなる
何故なら作り上げた自分を保つため、偽り続けるからだ
好かれる自分。気に入られる自分。
誰も本当の自分など気にしない。気にかけない

捨てられる自分
許されない。所詮繋がりの中に生きる自分。正気ではいられない
一生懸命人に好かれる。傷つけられないようにする
この偽りをいつまで続けるのか

必要なのは、ニュートラルな自分
偽らない、ありのままの自分

保てるか？

ニュートラルな自分が自分足りえるか？
誰の興味もない、誰の注意も引かない平凡な自分が、果たして必要になるだろうか
己が解のために、剥き出しの自分を人に押し付けるのか？

バランス
人の中に生きる以上、乱してはならない和がある
調律
輪の中で、和を乱さないようにする
埋没
突出しない、目立たない。それは俺の役割ではない

気づかれない
いてもいなくてもいい存在。あったら成立する程度
強要しない
俺は、人に害をもたらしてはならない

これは偽りか、敬意か
他人を気にするが解なのか
他人に気にされるのが解なのか

必要、不必要
決めるのは自分
よく言ったものだ

不必要な自分を必要とするのは誰か
他でもない自分だ

ほら

また肯定的なゴミができた