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サハラ砂漠では、今でも車を使わず、ラクダの背に荷物を乗せて運搬しています。なぜサハラ砂漠では車を使わないのかというと、吹きつける砂粒や厳しい暑さで、車が故障したりタイヤが砂に埋まり立往生する可能性があるため、車の利用が困難になります。そのため砂漠の環境に適したラクダを用い、荷物を運搬します。

【ラクダが砂漠に耐えられる理由】
・全身に大量の脂肪を備えてる ※脂肪は熱を通しにくく、熱さにも強い
・砂地でも沈まずに歩ける
・栄養と水分を体内に備えられる

こういったことがストロングポイントになりラクダは砂漠の車と言われてる。
昔はサハラ砂漠は海だった為、今でも塩の採掘、製産が行われるが、灼熱の砂漠の中をほとんど水分を取れないラクダにとっては過酷である。そもそもなぜ塩の為に命懸けになるかというと…

【塩の為に命懸けになる理由】
・砂漠地帯の収入源は塩しかない 
・塩分補給
・食料の保存
・塩の希少価値が高い
                                 【塩の役割 重要性】
塩は血液や神経の機能を正常に保ったり、体内の水分量を調節したり、生命維持するために重要な役割を果たしています。塩分が不足すると脱水症状、全身運動機能や思考能力の低下、最悪な場合死に至ります。

こういった他に生活の糧がないことがきっかけとなります。
また、貴重な塩は非常に高価な値がつき、買った値段の何倍もの金額で取り引きされます。塩を運ぶ旅が無事に遂行されれば、たくさんの食料を手に入れることができ、苦難の甲斐もあると言えるでしょう。
なによりも、利益のためだけではなく、村や町で暮らす人々が生きていくための自然なサイクルとして、塩を運ぶことが自分たちの使命だと感じているのかもしれません。

ちなみにイタリア語でサハラ砂漠に吹く熱風をジブリ「GHIBLI」と言い、映画作品ジブリの由来はここからきてます。

冬になるとキャメルコートが欲しいなあと思う時はありますが
ラクダの恩恵があるからこそキャメルコートが着られることに感謝をしなくてはいけないと考えさせらました。

本日はお読み頂きありがとうございます。

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