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今夜の医療ドラマ「アライブ」はご遺族のグリーフケアを取り上げるそうです

びっくりしました。これは朝から、界隈の方々もツィートされますね

しかも、医療現場が提唱するとあります。ドラマの中でどのようにご遺族のケア、グリーフケアが描かれるのか、もうドキドキでいっぱいです

おそらくこの時間帯のテレビドラマで、ご遺族へのケア、グリーフケアが(おそらく)正面から取り上げられるのは初めてのことだと思います。本当にいまからとても楽しみです

一方で、もう一つ、番組のツィートには気になる記述がありました

それは「乗り越える」という表現です。いやいや、グリーフケアや喪失のケアを語る時に、この言葉は使わないでよ。この言葉を聞くとグリーフは

乗り越えるもの
乗り越えられるもの
乗り越えるべきもの
乗り越えないといけないもの

と感じちゃう方々がいるんだよ。そしてそうしたことは、二重そして三重にロスやグリーフの中にある人を苦しめることがあるんだよ、と真っ先に感じてしまいました

こうした細かいことに反応するのは良くないなぁ…とは思いつつも、グリーフやそのケアを語る際に結構多くの方がこの表現を使われていて。その度に、「ああ、それは止めて・・・」と思わずにいられませんでした

番組のツィートでもこの表現を使われてしまうのは、正直、ちょっと残念です

とはいえそれ以上に、やはり、グリーフケアがテレビドラマの中で正面から取り上げられることが本当に凄くて。いまからとても興奮しています

デス・カフェ@東京主催。ヒトやペットの区別をしない、死別・喪失のサポート、グリーフケアのお話をしています