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調査:マイボイスコム(株) 『百貨店の利用に関する調査』

半年に1回以上百貨店を利用する人は4割強、月1回以上は2割弱。
利用経験者がよく行く売り場・場所は、「スイーツ・デザート、お菓子類」が5割強。



新型コロナウイルスについても行動制限解除からマスク着用も個人レベルで判断となり、インバウンドも解禁といった様子で、百貨店各社をはじめとする大型商業施設にも大勢の来場が見られるようになりました。中でも百貨店各社の業績も好調のようで“過去最高”と言う記事も見られるようになりました。

今回、アートや高級品などをはじめ好調な“百貨店”の利用についてマイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)が2023年3月1日~5日に行なったインターネット調査結果をお知らせします。

百貨店の利用に関する調査


<< サマリー >>

■百貨店直近1年間利用者は回答者全体の6割弱。利用頻度が半年に1回以上は4割強、月1回以上利用者は2割弱。身近にあるとした場合に最も利用してみたい百貨店は、全体では「タカシマヤ」「伊勢丹」が1割強、「三越」「大丸」「阪急百貨店」が各6~8%。
■百貨店利用経験者の利用目的・シーンは「デパ地下の食品売り場」が4割弱、「手みやげや差し入れ、お土産などの購入」「お祝いの品や記念品、プレゼントの購入」「物産展やイベント・フェア開催時」が各20%台。百貨店利用者のうち「一人で」行く人は約55%、「配偶者」が4割弱、「自分の子ども」が1割強。
■百貨店利用者が良く利用する売り場・場所は「食品:スイーツ・デザート、お菓子類」が5割強、「食品:惣菜・お弁当、パン・ベーカリー」「食品:生鮮食品・加工食品、飲料・酒類」が各40%台。
■百貨店の魅力は「高級感がある」「商品の品質が良い」が各30%台、「地下食品売り場が充実」「センスの良い商品」「品揃えが豊富」が各20%台。


Q1. 百貨店の利用頻度

半年に1回以上百貨店を利用する人は4割強、月に1回以上は2割弱です。過去調査と比べて、「ほとんど行かない」「利用したことがない」が増加傾向です。

Q2. 直近1年間に行った百貨店

あなたが、直近1年間に行ったことがある百貨店をお聞かせください。(複数回答可)

※Q1で1~7とお答えの、百貨店を利用したことがある方

百貨店直近1年間利用者は、利用経験者の7割弱、回答者全体の6割弱です。
直近1年間に行ったのは「タカシマヤ(高島屋)」が22.1%、「大丸」「三越」「伊勢丹」などが各10%台となっています。
東北、中国、九州などでは「その他」の比率が高く、選択肢以外の百貨店の利用がうかがえます。
提示選択肢の中では、北海道は「大丸」、関東、中部は「タカシマヤ(高島屋)」、近畿は「阪急百貨店」が最も比率が高くなっています。

Q3. 百貨店の利用目的

百貨店の利用目的は(複数回答)、「デパ地下の食品売り場の利用」が利用経験者の36.8%、「手みやげや差し入れ、お土産などの購入」「お祝いの品や記念品、プレゼントの購入」「物産展やイベント・フェア開催時」が各20%台です。
「デパ地下の食品売り場の利用」「レストランやカフェなどの利用」は女性50~70代、「お中元・お歳暮の品の購入」は70代で高くなっています。

Q4. 百貨店に一緒に行く人

百貨店の利用経験者に、百貨店に誰と一緒に行くかを聞きました(複数回答)。「一人で」が55.3%、「配偶者」が39.3%、「自分の子ども」が14.1%です。
「一人で」は女性30~70代、「自分の母親」は若年層で高くなっています。男性は年代が高いほど、「配偶者」の比率が高い傾向です。

Q5. 百貨店でよく行く売り場・場所

百貨店の利用経験者がよく行く売り場・場所は(複数回答)、「スイーツ・デザート、お菓子類」が51.9%、「惣菜・お弁当、パン・ベーカリー」が47.2%、「生鮮食品・加工食品、飲料・酒類」が42.9%です。
「化粧品、美容関連用品」は女性10~30代で高くなっています。

Q6. 最も利用してみたい百貨店

身近にあるとしたら最も利用してみたい百貨店は、「タカシマヤ」「伊勢丹」が各1割強、「三越」「大丸」「阪急百貨店」が6~8%です。
北海道は「大丸」、中部は「タカシマヤ」、関東・北陸は「伊勢丹」、近畿は「阪急百貨店」が最も多くなっています。

Q7. 百貨店利用時にすること、楽しみにしていること (回答者のコメント)

  • プレゼントを買う時に行きます。行けば何かしらいいものが見つかると思うので。(男性31歳)

  • デパ地下をざっと眺めて雰囲気を楽しんでいる。(男性42歳)

  • 催事、イベントなどをやっているのを見るは楽しい。(男性45歳)

  • 高品質のものは、着心地が良くて、身心が元気になれるのが、嬉しい。(男性73歳)

  • バレンタインデーやクリスマスなどのイベント時の催事場は普段食べられないものを手にすることができるので楽しみにしている。(女性25歳)

  • 化粧品コーナーはキラキラしてて気持ちが高ぶる。(女性28歳)

  • 特別な物を購入する時に利用先として最初に浮かぶ。店員さんの話を聞いたり、目の前でラッピングをしてもらえる嬉しさがある。(女性33歳)

  • 季節感、作り込んだショーウィンドウや店内装飾によって掻き立てられる高揚感。(女性47歳)

  • 物産展やフェアなどがとても楽しい。贈り物も百貨店の品物は間違いないし、レストランやカフェも充実している。(女性53歳)

  • 靴は決まったデパートで。必ず気に入るものがある。(女性70歳)

コロナ禍を経て、ECなどに力を入れた百貨店でしたが、リアルにお客様が足を運ぶようになり、その利用意識にも変化がみられるようですね。百貨店ならではのラグジュアリーな商品や空間をはじめ催事、イベントなど、まずは消費者が “足を運びたくなる場” の創造に期待したいです。

【調査概要】

【調査方法】インターネット調査 【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査時期】2023年3月1日~3月5日 【回答者数】9,705名
【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=29605

【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2023年03月01日~03月05日 【回答者数】9,705名
【設問数】 7~9問(自由回答の設問が1問含まれます)

※この記事に関するお問い合わせは、マイボイスコム株式会社へお願いいたします。


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